シラバス情報

授業科目名
塗装法演習
開講年次
1年
開講年度学期
2021年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
A-SF-124S
担当教員名
林 宏、桜田 知文
担当形態
オムニバス
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目(中学校・高等学校 美術)
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(中学校及び高等学校 美術)
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・工芸
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
木工演習 金工演習
【授業の目的と到達目標】
演習を通して塗料の特性を理解し、塗装法および、用具の使い方を学ぶ。素材の特性を生かした塗装の実例から、作品制作への応用へつなげる。
【授業の概要】
天然樹脂塗料(漆、シェラック、柿渋、各種オイル)、合成樹脂塗料の基礎知識、使用法について制作を通して身につける。また、金属塗装においては、いわゆる塗りの領域にとどまらず、染めやメッキ、フィルムコーティングなども含めた表面処理全般について学ぶ。

【授業計画と授業の方法】
第 1回 オリエンテーション 塗装の基礎知識の講義 各種塗装ガイダンス
第 2回「木の板皿」素地調整
第 3回「木の板皿」素地固め 木の染色
第 4回「木の板皿」塗装下地
第 5回「木の板皿」中塗り他り
第 6回「木の板皿」研ぎ 上塗り
第 7回「木の板皿」研ぎ 磨き
第 8回「木の板皿」加飾 磨きり
第 9回「木の板皿」仕上げ 講評 
第10回 金属塗装演習 安全作業の指導、及び道具の種類と使い方 下地作り
第11回「金属の板皿」六一〇ハップによる硫化仕上
第12回「金属の板皿」煮込み着色
第13回「金属の板皿」硫酸銅、アンモニアによる緑青発色
第14回「金属の板皿」電気メッキ
第15回 観察記録制作&仕上予備日

オムニバスの責任者名:桜田 知文
テキスト・参考書
プリントを配布する。
授業時間外の学修
特に使用しない。
成績評価の方法と基準
演習作品の制作状況、授業中の質問や意見・参加状況(30)、作品及び観察記録の提出・評価成績(70)による。
備  考
技法習得には日々の繰り返し訓練が重要。始業に遅れず、指導に沿って全課程を演習するように努めること。またその日の作業や成果は必ず記録をとること。材料費が3500円程度必要。
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
創作活動、制作活動を行っている芸術家による実習