シラバス情報

授業科目名
近現代文学専門演習1a
開講年次
2年
開講年度学期
2021年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
J-SG-316S
担当教員名
原 卓史
担当形態
単独
【科目の位置付け】
基礎演習とゼミナールの間にあり、基礎演習よりも専門的に学び、卒業論文執筆の前段の準備を行う。
この授業の基礎となる科目
近現代文学基礎演習
次に履修が望まれる科目
近現代文学専門演習1b(3b)
【授業の目的と到達目標】
日本近現代文学を幅広く学ぶとともに、発表の力や討論の力を養う。
【授業の概要】
日本近現代文学研究の方法を学ぶ。
昭和前半の短篇小説を読むことを通して、研究に必要な方法と態度を習得する。
「読む」「調べる」「考える」という行為と、発表・討論という過程を通して、近現代文学研究の方法を学ぶ。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 ガイダンス 授業の概要の説明
第 2回 ガイダンス 演習方針の説明、担当者決定
第 3回 ガイダンス 見本発表(坂口安吾「文化祭」)
第 4回 太宰治「逆行」
第 5回 太宰治「黄村先生言行録」
第 6回 太宰治「親友交歓」
第 7回 松本清張「或る「小倉日記」伝」
第 8回 松本清張「西郷札」
第 9回 織田作之助「木の都」
第10回 織田作之助「六白金星」
第11回 江戸川乱歩「お勢登場」
第12回 江戸川乱歩「算盤が恋を語る話」
第13回 尾崎翠「歩行」
第14回 尾崎翠「こほろぎ嬢」
第15回 まとめ
テキスト・参考書
配布する。
授業時間外の学修
適宜紹介する。
成績評価の方法と基準
出席・発表(=40%)、質疑・評価メール(=30%)、学期末レポート(=30%)
備  考
【予習】繰り返し作品を読み、疑問に感じたことなどを纏めておいてください。
【復習】発表後にもう一度読み返してください。
原則、対面授業としますが、遠隔も併用することになるでしょう。
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
2015年度から、この科目を担当している。