シラバス情報

授業科目名
日本語学概論
開講年次
1年
開講年度学期
2021年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
J-JLG-101L
担当教員名
灰谷 謙二
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための必修科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(中学校・高等学校 国語)
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・国語学(音声言語及び文章表現に関するものを含む。)
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
日本語学講義2
【授業の目的と到達目標】
身近な現象をあらためて見直し、日常の中から問題を発見する経験と視点をもてるようになる。日本語学全般についての基礎的知識をバランスよく獲得する。
【授業の概要】
日本語を研究するというのはどういうことなのでしょう。空気のように意識することなく使いこなしているつもりの日本語も、実は分からないことだらけです。いままでに学習してきた国語の常識的知識が広範な世界のごく一部のものであることを知る。そして日本語がどのような特徴や仕組みをもっているか、それを理解するためにはどのようにアプローチすればよいのかという、基本的な知識と研究方法を学びながら言葉について考えることの楽しさを知ってもらいたいと思います。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 日本語について考えること
第 2回 日本語の音声・母音と子音、有声と無声、IPA
第 3回 日本語の音韻
第 4回 語の文法 御構造
第 5回 文とは何か 叙述と陳述
第 6回 文とは何か(構文論)
第 7回 文の形 文の成分、従属節
第 8回 新しい文法の概念 時間・認知・文法化 、
第 9回 文法の変化と歴史
第10回 言葉の社会的多様性 位相
第11回 日本語の方言
第12回 日本語の文字と表記 
第13回 言語政策と国際化文字・表記の問題
第14回 言葉に現れるものの見方と世界のつくりかた。言語政策と国際化
第15回 まとめ 
テキスト・参考書
テキストは使用せず適宜プリント・パワーポイント資料を使う。
授業時間外の学修
シリーズ<日本語探究法>朝倉書店
言語学第二版 風間喜代三他 東京大学出版会
成績評価の方法と基準
毎回の確認テスト、期末テスト(70%)提出物(20%)授業への参与態度(10%)
備  考
予習復習の指示を毎回出します。各自入手して読んでおいてもらう文献や、授業後に自分で調べて見る作業なども課しますので欠かさず行って下さい。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容