日本文学史４（近世）

1年

2021年度後期

2.00単位

J-JLT-214L

吉田　宰

単独

教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目（中学校・高等学校　国語）
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・国文学（国文学史を含む。）

日本文学講読４（近世）

　日本近世文学（文芸）における各ジャンルの特徴を正確に理解し、近世文学史（文芸史）全体の大まかな見取り図を描けるようになる。

　日本近世文学史（文芸史）を概説する。近世期の文学（文芸）は、【１】散文、【２】韻文、【３】演劇、の３つに大別できる。本講義では、これら各文学（文芸）ジャンルについて、その流れや特徴を整理し、近世文学（文芸）全体の大まかな見取り図を紹介する。また近世文学（文芸）と関わる思想的事項についても適宜触れていく。

第　１回　ガイダンス：日本近世文芸概説（雅俗論）
第　２回　仮名草子
第　３回　浮世草子
第　４回　談義本・滑稽本
第　５回　読本
第　６回　草双紙
第　７回　洒落本・人情本
第　８回　漢詩・漢文
第　９回　和歌・和文
第１０回　狂歌・狂文
第１１回　俳諧・俳文
第１２回　浄瑠璃
第１３回　歌舞伎
第１４回　日本近世思想史一斑
第１５回　まとめ

適宜プリントを配布する。

『時代別日本文学史事典　近世編』（東京堂出版、1997年）。その他、適宜指示する。

毎回のコメントカード（20％）、学期末の定期試験（80％）　※持ち込み不可。

日本近世文学史（文芸史）全体の「流れ」を意識すること。

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