シラバス情報

授業科目名
応用英語1
開講年次
2年
開講年度学期
2021年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
G-FL-203L
担当教員名
光原 百合
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
総合英語1,2
次に履修が望まれる科目
応用英語2(日本文学科・美術学科)
【授業の目的と到達目標】
登場人物のセリフで構成された戯曲スタイルのテキストを精読することにより、英語のセリフに込められた人物の心情を理解できるようになることを目指します。
【授業の概要】
テキスト Twelve Angry Men (十二人の怒れる男たち) は、傑作戯曲です。もとはアメリカのテレビドラマであり、繰り返し舞台化され、映画化もされて映画史に残る名画となっています。殺人容疑で一人の少年が裁判にかけられ、有罪か無罪かを巡って十二人の陪審員が狭い部屋の中で議論を戦わせるという、作りとしては非常に地味である(アクションもロマンスもない)にもかかわらず、きわめて面白い物語です。陪審員制度という、欧米の裁判制度の根幹をなす仕組みについても考えさせられることの多い人間ドラマです。セリフに込められた登場人物の性格や心情を読み取ることで英語力の向上を目指すと同時に、英語を生き生きと感じられるようになることを目標とします。

なお、学期初め数回の授業を用いて、英語学習に欠かせない高校英文法の総復習(品詞と文型について)を行います。 
【授業計画と授業の方法】
第 1回 ガイダンス
第 2回 英文法総復習1(品詞と文の成分)
第 3回 英文法総復習2(文型)
第 4回 英文法総復習3(句と節)
第 5回 確認の小テストと解説
第 6回〜第15回 テキスト前半を読み進める
テキスト・参考書
Twelve Angry Men   英宝社
授業時間外の学修
成績評価の方法と基準
試験成績(70) 平生点(30)
備  考
予習をしっかりと。それぞれのセリフから登場人物の性格や心情を読み取れるよう、念入りに読んでほしい。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容