現代社会と人間行動

1年

2021年度後期

2.00単位

G-SS-145L

塚本　真紀

単独

・様々な社会現象に興味を持ち、自分自身との結びつきを社会心理学的視点から考察することができる。
・社会現象の形成・変遷と個人の行動との関係について、社会心理学的に説明することができる。
・人間が社会の中で生きることの意味について自分なりの考えを持ち、説明することができる。

社会の中でくらす人間の心のしくみについて、社会心理学の視点から理解を深めます。社会の中の個人、人と人との関係について論じた上で、システムの複雑さや対人関係に悩まされながらも、人間が社会を形成し、社会の中で生きていくのはなぜかを考えていきます。前半は「現代社会と自己」について、後半は「現代社会と依存」について論じます。

第　１回　人の心は社会とどうつながりあうか
第　２回　現代社会と自己について考える（1）　自己概念と自己意識
第　３回　現代社会と自己について考える（2）　自己評価と精神的健康
第　４回　現代社会と自己について考える（3）　さまざまな自己呈示
第　５回　現代社会と自己について考える（4）　自己開示
第　６回　現代社会と自己について考える（5）　自己愛
第　７回　現代社会と自己について考える（6）　行動分析
第　８回　現代社会と自己について考える（7）　行動分析に基づくセルフマネジメント
第　９回　現代社会と依存について考える（1）　甘えることと依存すること
第１０回　現代社会と依存について考える（2）　他者への依存
第１１回　現代社会と依存について考える（3）　他者への依存の歪みはどのようにあらわれるか
第１２回　現代社会と依存について考える（4）　物質への依存；薬物への依存
第１３回　現代社会と依存について考える（5）　物質への依存；タバコ使用障害
第１４回　現代社会と依存について考える（6）　非物質への依存；行為へのとらわれ
第１５回　現代社会と依存について考える（7）　非物質への依存；社会の変化と依存、まとめ

プリントを配付します。

講義の中で随時紹介します。

授業で提出する課題（各回2課題ずつ、60%）、期末レポート（40％）

講義内容に関連する自分の体験について考えましょう（予習／復習）

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