シラバス情報

授業科目名
経営史
開講年次
2年
開講年度学期
2021年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
E-MN-213L
担当教員名
西村 剛
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
経営学入門
次に履修が望まれる科目
経営学総論、経営組織論、経営戦略論
【授業の目的と到達目標】
経営者(創業者)がどのような意欲と社会的使命を持って起業してきたかという理念・思想等を学ぶことにより、将来自分が就職しようとする企業や組織、あるいは就職した企業や組織の理念を理解することで、そこで働くことの意義を見出し、より充実した社会人としての能力をいかせるようになる。
【授業の概要】
本講義では、なぜ企業という組織形態が発生したのか、また個別企業はどのような考え(理念・思想)の下で経営活動を行っているのか等について考察していく。そのため企業の成立史、経営者(創業者)の企業活動に対する考え方(理念・思想)の足跡を辿っていく。同時に日本的経営の源流を探っていく。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 授業の進め方、評価の仕方
第 2回 経営史という学問
第 3回 世界の産業革命
第 4回 日本の産業革命(1)
第 5回 日本の産業革命(2)
第 6回 企業の成立史(1)−生成期−
第 7回 企業の成立史(2)−発展期−
第 8回 日本的経営の変遷(1)−家の論理−
第 9回 日本的経営の変遷(2)−Gesellschaft的思考とGemeinschaft的思考−
第10回 経営理念の実証(1) 渋沢栄一とその事業①
第11回 経営理念の実証(2) 渋沢栄一とその事業②
第12回 経営理念の実証(3) 小林一三とその事業①
第13回 経営理念の実証(4) 小林一三とその事業②
第14回 経営理念の実証(5) 大原孫三郎とその事業①
第15回 経営理念の実証(6) 大原孫三郎とその事業②
テキスト・参考書
吉田和夫・大橋昭一監修『最新基本経営学用語辞典(改訂版)』同文舘 2015年 
授業時間外の学修
宇田川勝・生島淳編『企業家に学ぶ日本経営史』有斐閣ブックス 2011年
小倉榮一郎『近江商人の経営』サンブライト出版 1988年
宮坂純一『日本的経営への招待』晃洋書房 1994年
阪急電鉄株式会社編『75年のあゆみ<記述編>』阪急電鉄株式会社 1982年
佐々木聡編『日本の企業家群像』丸善 2001年
佐々木聡編『日本の企業家群像(2)』丸善 2003年
田中照純・劉容菁・西村剛編著『企業倫理を歩む道』晃洋書房 2010年
西村剛『経営組織論序説』晃洋書房 2003年
吉田和夫・大橋昭一監修『最新基本経営学用語辞典(改訂版)』同文舘 2015年
成績評価の方法と基準
評価方法は、定期試験、レポート点によって総合的に判断する。
備  考
講義した内容についてノートを熟読して欲しい。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容