シラバス情報

授業科目名
日本企業論
開講年次
3年
開講年度学期
2021年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
E-MN-310L
担当教員名
池澤 威郎
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(高等学校 商業)
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・商業の関係科目
この授業の基礎となる科目
経営学入門
次に履修が望まれる科目
経営戦略論、マーケティング論
【授業の目的と到達目標】
 現代社会において、存在感や影響力を強めている「企業」。その成立経緯や仕組み、周囲の経済・社会環境などを学びながら、「企業とは何か?」「企業の役割とは何か?」について、複眼的な思考を持ち、自ら考え、自分なりの答えを表明できるようにすることを目的とする。
【授業の概要】
 「企業」がなぜ生まれたのか、またその中心的存在である「株式会社」とはどのようなものなのか?そして、その果たすべき役割とはなにか?について学ぶ。講義前半では現代企業の形態や内部的な構造、外部環境(人、モノ、金)などを解説し、基本的な理解を深める。また、後半では企業間関係や日本的経営、中小企業、コーポレート・ガバナンスといった今日的な応用課題について学ぶ。本講義では企業での実務経験のある教員が、具体的な事例をもとに解説する。理論的内容と実践的内容を往還させ、理解を深めていただきたい。
【授業計画と授業の方法】
第1回 ガイダンス(企業を見る視点の提供)
第2回 企業とは何か
第3回 企業形態とは
第4回 株式会社とその機関
第5回 企業を取り巻く市場1:企業と労働力市場
第6回 企業を取り巻く市場2:企業と商品・サービス市場
第7回 企業を取り巻く市場3:企業と資本市場
第8回 企業の組織構造と組織間関係
第9回 日本的経営と「家」
第10回 所有と経営
第11回 コーポレート・ガバナンス
第12回 中小企業とアントレプレナーシップ
第13回 長寿企業と老舗の持続可能性
第14回 企業と社会
第15回 まとめ
テキスト・参考書
なし。レジュメを配布します。
授業時間外の学修
三戸浩・池内秀己・勝部伸夫(2018)『企業論 第4版』(有斐閣)、佐久間信夫編著(2016)『よくわかる企業論 第2版』(ミネルヴァ書房)
成績評価の方法と基準
成績評価の方法・中間レポート(40%)及び定期試験の結果(60%)で評価する。なお、講義を4回以上休んだ場合、定期試験を受験できません。
備  考
自らインターネットや新聞雑誌などを用いて、身近な企業の情報を入手し、興味と関心を深めること。
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容