シラバス情報

授業科目名
計量経済学
開講年次
3年
開講年度学期
2021年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
E-EC-302L
担当教員名
岡本 隼輔
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
多変量解析
【授業の目的と到達目標】
・「最小2乗法」「決定係数」「t値」等の計量経済学の基本的な内容を理解し、内容を説明できるようになる。
・実際の経済データから回帰分析等を行う手法を身に付ける。
【授業の概要】
山本拓著『計量経済学』等を参考書とし、計量経済学の基本的な内容を理解するための授業とする。また授業では実際の統計データを用いて例題を示し、現実社会と照らし合わせながら進行していく。経済データから推計される様々な経済的関係性などを扱う計量経済学の基本的な理論を理解することを目的とする。
また本授業においては毎度小テストを行い、各回で学習する内容の理解を深められるようにする。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 イントロダクション
第 2回 計量経済学の準備(1) / 数学的表記等の再確認を行う。
第 3回 計量経済学の準備(2) / 経済データについて学ぶ。
第 4回 単回帰分析の基礎(1) / 単回帰分析とは何かを学ぶ。
第 5回 単回帰分析の基礎(2) / 最小2乗法について学ぶ。
第 6回 単回帰分析の演習(1) / 最小2乗法によって回帰式を推定する方法を学ぶ。
第 7回 単回帰分析の演習(2) / 最小2乗法によって回帰式を推定する。
第 8回 相関係数・決定係数 / 回帰式が持つ特徴について学ぶ。
第 9回 確率論 / 確率、母集団、標本抽出等について学ぶ。
第10回 確率分布 / 正規分布、x?分布について学ぶ。
第11回 t分布 / t値とt分布について学ぶ。
第12回 推定値と真のパラメータ / 推定されたパラメータと真のパラメータについて学ぶ。
第13回 有意水準 / 推定されたパラメータの信頼区間について学ぶ。
第14回 仮説検定(1) / 推定されたパラメータの確率的妥当性について学ぶ。
第15回 仮説検定(2) / 推定されたパラメータの確率的妥当性について学ぶ。
テキスト・参考書
山本拓著『計量経済学』新世社
授業時間外の学修
必要に応じて適宜指定します。
成績評価の方法と基準
小テスト(30%)および期末試験(70%)
備  考
毎回実施する小テストで講義内容を振り返ると理解が深まると思います。
担当教員の実務経験の有無
×
実務経験の具体的内容