シラバス情報

授業科目名
マクロ経済学2
開講年次
2年
開講年度学期
2021年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
E-EC-204L
担当教員名
松榮 豊貴
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(高等学校 商業)
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・商業の関係科目
この授業の基礎となる科目
マクロ経済学1
次に履修が望まれる科目
財政学、金融論、国際経済学など
【授業の目的と到達目標】
 マクロ経済理論の総合的な理解を通じて、実際の経済問題を理論的に考える能力を身につけることが目標です。同時に、公務員試験レベルの問題を解けるようになることも目指します。単に、計算のテクニックを身につけるのではなく、理論の本質を理解したうえで問題を解けるようになってください。
【授業の概要】
 「マクロ経済学1」の続きです。前期と後期をあわせて、マクロ経済理論全体を学ぶことになります。前期で学んだ内容が基礎となるうえ、難易度も上がります。マクロ経済学2だけの受講はおすすめできません。
 前半は、前期と同じテキスト「マンキューマクロ経済学1(入門篇)」を使用します。後半は、「マンキューマクロ経済学2(応用篇)」を使用します。時間の都合上、応用篇のテキストはすべての章を扱うことができません。
 講義は、テキストに沿って進めます。毎回、その日の講義の内容に関する練習問題を解いてもらいます。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 イントロダクション:講義の進め方について、前期の復習など。
第 2回 10章:総需要II IS-LMモデルの応用
第 3回 11章:開放経済再訪(1) マルデル=フレミングモデルと為替相場制度
第 4回 11章:開放経済再訪(2) 変動為替レート制と固定為替レート制
第 5回 12章:総供給およびインフレーションと失業のトレードオフ(1)硬直価格モデル,不完全情報モデル
第 6回 12章:総供給およびインフレーションと失業のトレードオフ(2)失業とフィリップス曲線
第 7回 2−1章:経済成長I:資本蓄積と人口成長(1)資本の蓄積,資本の黄金率水準
第 8回 2−1章:経済成長I:資本蓄積と人口成長(2)人口成長
第 9回 2−2章:経済成長II:技術・実証・政策
第10回 2−3章:経済変動の動学モデル
第11回 2−4章:消費者行動の理論(1)消費関数
第12回 2−4章:消費者行動の理論(2)異時点間の選択
第13回 2−4章:消費者行動の理論(3)ライフサイクル仮説・恒常所得仮説
第14回 2−5章:投資の理論(1)企業固定投資
第15回 2−5章:投資の理論(2)住宅投資・在庫投資
テキスト・参考書
N. G. マンキュー (2018)「マンキューマクロ経済学Ⅱ応用篇 (第4版)」東洋経済新報社 ISBN 978-4-492-31510-1
授業時間外の学修
成績評価の方法と基準
期末テスト(60%)とレポート(40%)で評価を行います。 
備  考
講義はテキストに沿って進めますので、あらかじめ読んでおくと理解がスムーズです。各章末に練習問題がついているので、理解を深めるために自分の力で解いてみてください。
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容