教員名 : 王 佳子
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授業科目名
基礎演習1
開講年次
1年
開講年度学期
2021年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
E-CS-101S
担当教員名
王 佳子
担当形態
単独
【科目の位置付け】
経済情報学部の演習科目に区分されます。
共通必修科目となります。 この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
この授業は、プレゼンテーションやディスカッションを通して資金決済法・金融商品取引法に関する知見を広めることを目標とします。また、暗号資産やデジタル証券と関連する資金決済法・金融商品取引法上の制度について識見を深めることがテーマです。
【授業の概要】
この授業では、暗号資産やデジタル証券に関して設けられている法制度を概観していきます。具体的には、暗号資産、暗号資産交換業、ICO、ステーブルコイン、暗号資産デリバティブ、セキュリティトークンがそれぞれ何を指すかについて確認し、このようなものや取引を対象としてどのような法規制が敷かれているかを考察し、さらには、暗号資産やセキュリティトークンを用いた不公正取引を禁じるためにどのようなエンフォースメントが有効かを検討していきます。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 講義の進め方に関する説明
第 2回 資金決済法の概要 第 3回 暗号資産の定義と暗号資産の特性 第 4回 暗号資産交換業の範囲 第 5回 暗号資産交換業に対する規制 第 6回 ICOの形態 第 7回 ICOに係る規制 第 8回 ステーブルコインに係る規制 第 9回 暗号資産デリバティブに係る規制 第10回 セキュリティトークンの定義 第11回 セキュリティトークンの発行に係る規制 第12回 セキュリティトークンの流通に係る規制① 第13回 セキュリティトークンの流通に係る規制② 第14回 暗号資産やセキュリティトークンを用いた不公正取引禁止のための措置① 第15回 暗号資産やセキュリティトークンを用いた不公正取引禁止のための措置② テキスト・参考書
授業時間外の学修
河合健・高松志直・田中貴一・三宅章仁[編著]『暗号資産・デジタル証券法』商事法務(2020)
成績評価の方法と基準
授業への参加度80%、期末レポート20%
備 考
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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