教員名 : 吉田 政之
|
授業科目名
工業簿記
開講年次
2年
開講年度学期
2021年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
E-MN-202L
担当教員名
吉田 政之
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(高等学校 商業) 施行規則に定める科目区分又は事項等・・・商業の関係科目 この授業の基礎となる科目
簿記入門
次に履修が望まれる科目
原価計算論・商業簿記
【授業の目的と到達目標】
工業簿記の意義や基礎知識について理解すること。
日商簿記検定2級レベルの工業簿記の計算技術を身につけること。 【授業の概要】
自社で製品を製造する企業は,そのために費やした原価を自社で算定する必要があります。一方で,原価の算定方法を各社にゆだねると様々な問題が生じます。そのため,特に外部の利害関係者に対して適切な情報を提供するために必要な計算手続きが統一的な基準・指針で定められています。企業がそれらの基準・指針に従い製品原価を算定する手続きのことを工業簿記といいます。
本講義では日商簿記検定2級レベルの基礎的な工業簿記の計算手続きを習得することを主な目的とします。本講義を通じて,商業簿記における計算方法とは異なった工業簿記の基本的な考え方・処理方法を習得することを目指します。 【授業計画と授業の方法】
1. 工業簿記について
2. 材料費 3. 労務費 4. 経費 5. 個別原価計算 6. 部門別原価計算 7. 総合原価計算1:月末仕掛品の計算 8. 総合原価計算2:工程別総合原価計算など 9. 総合原価計算3:仕損と減損 10. 前半のまとめと中間テスト 11. 工業簿記における財務諸表 12. 本社工場会計 13. 標準原価計算1:製造直接費の差異分析 14. 標準原価計算2:製造間接費の差異分析 15. 直接原価計算 テキスト・参考書
滝沢ななみ. 2018.『簿記の教科書 日商2級工業簿記』第5版. TAC出版.
授業時間外の学修
適宜紹介します。
成績評価の方法と基準
中間テスト (50%) と期末テスト (50%) で評価します。
備 考
講義の際は,必ず電卓を持参してください。
担当教員の実務経験の有無
×
実務経験の具体的内容
|