教員名 : 藤沢 毅
|
授業科目名
日本古典文学演習
開講年次
1年
開講年度学期
2020年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
担当教員名
藤沢 毅
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための必修科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(中学校専修免許・高等学校専修免許 国語) 施行規則に定める科目区分又は事項等・・・教科及び教科の指導法に関する科目 この授業の基礎となる科目
日本古典文学特講
次に履修が望まれる科目
【授業の到達目標及びテーマ】
「日本古典文学特講」で学んだことを踏まえながら、引き続き浮世草子『新可笑記』を、古典のテキストを読むという意味を考えながら講読していく。やはり、対象テキストの評価をしていくことが第一の目標となるが、文学史を踏まえ、テキスト全体の評価が必要であろう。「日本古典文学特講」以上に、発表の技術は求められる。
【授業の概要】
「日本古典文学特講」に引き続き、西鶴作の浮世草子『新可笑記』を読んでいく。受講者は、あらかじめ決められた課題をこなした上で授業に参加し、専攻研究を踏まえ、問題点の指摘をすることが求められる。さらに、質疑応答を経てより深い読みに繋げていく。
【授業計画】 講 義 内 容
第1回 『新可笑記』前半の復習
第2回 近年の西鶴研究について 第3回〜第14回 『新可笑記』講読する。演習形式で講読を進めていく。 担当箇所と講読の進度は、受講者数や受講者各自の専門研究課題を勘案しながら決めていく。 第15回 まとめ テキスト
講義時に指示する。
参考書・参考資料等
学生に対する評価
基本的な文学理論を理解し、対象テキストに対し分析評価を加えることができることを最高点とする。受講生の発表内容や質疑応答の内容から判断し、成績評価をなす。
備 考
浮世草子というジャンルの特性を理解しながら考察していくこと。
|