教員名 : 藤川 功和
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授業科目名
日本文学・言語文化総論
開講年次
1年
開講年度学期
2020年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
担当教員名
藤川 功和
担当形態
オムニバス
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための必修科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(中学校専修免許・高等学校専修免許 国語) 施行規則に定める科目区分又は事項等・・・教科及び教科の指導法に関する科目 この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の到達目標及びテーマ】
言語によって作品化され、個性化された文学の研究成果について、複数の研究者がそれぞれの専門領域の立場から考究し、日本文学研究の全体像に迫ろうとする共同思考、集団思考の総論的科目である。
オムニバス形態の科目をおくことによって、グローバルな視野と洞察力を持つ学際性に優れた人材を育てようとする。 【授業の概要】
【授業計画】 講 義 内 容
教 授 藤沢 毅 日本近世文学の中で歴史性とともに娯楽性の強い読本や実録・通俗軍書の研究方法を考える。
教 授 灰谷 謙二 論理と情緒の両面を支える表現媒体であり、日本文化の具体的な形を支える日本語の特質を環境・風土の 観点から考究する。 教 授 柴 市郎 近現代文学の中から著名な短編小説を取り上げ、テクスト論的視点から分析・読解をおこなう。 教 授 光原 百合 謎と幻想に魅かれると同時に知と論理に憧れる、人間の両面性が生み出した文学ジャンルが推理小説 である。その源流と歴史を俯瞰し、人間の本質に迫る。 准教授 鷹橋 明久 中国文学史の視点から中国の詩・小説をとりあげ、日本の古典文学にうかがえる中国文学の受容について 比較考察し、日中両国の文化・文学の相似性・相違性について考える。 准教授 小畑 拓也 現代日本文学・文化を考える上で無視出来ない欧米主導によるグローバル化の中で、間テキスト的に展開 する言語文化の位置をアメリカの事例を中心に検証する。その際、従来の文字テクストの枠組みにとらわれ ることなく、現代のメディア事象を広く考察の対象とする。 教 授 藤井 佐美 文学・民俗学・宗教学の研究方法を概観し、具体的な伝承事例から日本文化史における精神性・芸術性につ いて考察する。 テキスト
適宜紹介。
参考書・参考資料等
学生に対する評価
総合評価。
備 考
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