シラバス情報

授業科目名
管理会計特論
開講年次
1年
開講年度学期
2020年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
担当教員名
藤原 久嗣
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(高等学校専修免許 商業)
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・教科及び教科の指導法に関する科目 
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の到達目標及びテーマ】
管理会計の基礎理論を修得するとともに、実践的テーマについて検討することにより、修士課程における学術研究の基礎を身につけることを目的とする。 
【授業の概要】
企業規模が大きくなればなるほど経営管理を目的とする管理会計が必要不可欠となってきます。特にグローバル化が進む今日の経営管理はますます複雑となってきており、その経営管理基盤は企業経営を行う上で重要なものとなります。本講義においては、管理会計の理論を体系的に学ぶとともに、実践社会での課題を通じた事例研究の議論を行っていきます。管理会計は経営実務と密接な関係にあり、その背後にある論理的思考の向上を図り企業における経営管理のあり方を学びます。
【授業計画】                 講    義    内    容
第1〜4回
 ・オリエンテーション
 ・管理会計の概要
 ・企業組織と業績評価
 ・実践演習
第5〜8回
 ・原価の分類
 ・CVP分析
 ・差額原価収益分析
 ・実践演習
第9〜12回
 ・設備投資の意思決定
 ・予算管理
 ・ BSCと非財務的指標
 ・セグメント会計
 ・実践演習
第13〜15回
 ・製造原価の管理会計
 ・販売費及び一般管理費の管理会計
 ・貸借対照表項目の管理会計
 ・実践演習
※選択にあたっては、会計知識のレベルは問いませんが、講義およびプレゼンテーション(ディスカッションを含む)が中心となることに留意し、講義を受講するか否かを検討するようにして下さい。
※予定を一部変更する場合もあります。
テキスト
教科書は使用しませんが、資料等のプリントを必要に応じて配布します。
※ただし、電卓は各自持参ください(小型電卓でも結構です)。
参考書・参考資料等
谷武幸『エッセンシャル管理会計』中央経済社
加登豊・梶原武久『管理会計入門』日本経済新聞出版社
学生に対する評価
講義への参加度・積極性(60%)、課題提出の状況(40%)を踏まえ総合的に評価する。
備  考