ミクロ経済学特論｜シラバス情報

授業科目名

ミクロ経済学特論

開講年次

1年

開講年度学期

2020年度後期

単位数

2単位

科目ナンバリング

担当教員名

堀江　進也

担当形態

単独

【科目の位置付け】

教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目（高等学校専修免許　商業）
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・教科及び教科の指導法に関する科目

この授業の基礎となる科目

次に履修が望まれる科目

【授業の到達目標及びテーマ】

本コースでは、抽象的に
1.市場における需要と供給を、それぞれ消費者の効用最大化と企業の利潤最大化行動の観点から数学を用いて議論できるようになる。
2.消費者と生産者の最適化問題における双対性を理解できる。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　3.完全競争市場を整えることでパレート効率的な資源配分が可能になることを理解する。

【授業の概要】

【授業計画】　　　　　　　　　　　　　　　　　講　　　　義　　　　内　　　　容

(1) 予算制約
(2) 消費者の選好と効用関数
(3) 消費者の効用最大化と需要
(4) 間接効用関数
(5) 消費者の支出最小化と需要
(6) 支出関数
(7) 双対性とスルツキー方程式
(8) 企業の生産技術
(9) 企業の利潤最大化と供給
(10) 利潤関数
(11) 企業の費用最小化と供給
(12) 費用関数と双対性　
(13) 純粋交換経済
(14) パレート最適性
(15) 一般均衡と厚生経済学の基本定理

テキスト

Jehle G.A. and P.J. Reny (2011). Advanced Microeconomic Theory. Prentice Hall. ISBN-10: 0273731912.
入谷純・篠塚友一（2012）. 『ミクロ経済学講義』日本経済新聞出版, ISBN-10:4532134196.

参考書・参考資料等

学生に対する評価

宿題30%, 期末試験70％

備　　考

宿題は、後に解答を配布します。こつこつとすべて5回解けば、必ず解けるようになっていますので、根気よく取り組んでください。