シラバス情報

授業科目名
デッサン基礎実習
開講年次
1年
開講年度学期
2020年度前期、2020年度後期
単位数
4単位
科目ナンバリング
A-FS-101P
担当教員名
中村 譲、矢野 哲也
担当形態
複数
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための必修科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(中学校及び高等学校 美術)
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・絵画(映像メディア表現を含む)
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
油画実習1
デザイン実習1
日本画実習1
【授業の目的と到達目標】
志望するコースにつながる基礎力を身につける。
【授業の概要】
表現の基礎となる観察力や造形力を養う。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 共通課題「樹根/ガイダンス」
第 2回 共通課題「樹根/視点を探る」
第 3回 共通課題「樹根/構成を考える」
第 4回 共通課題「樹根/形を探る」
第 5回 共通課題「樹根/全体の構造を理解する」
第 6回 共通課題「樹根/動きを捉える」
第 7回 共通課題「樹根/量感を捉える」
第 8回 共通課題「樹根/中間講評」
第 9回 共通課題「樹根/振り返り」
第10回 共通課題「樹根/全体のバランスを見直す」
第11回 共通課題「樹根/スケール感を意識する」
第12回 共通課題「樹根/描写と省略の工夫」
第13回 共通課題「樹根/空間表現の工夫」
第14回 共通課題「樹根/質感表現の工夫」
第15回 共通課題「樹根/講評」

◆第16回以降は「日本画」「油画」「デザイン」の選択課題
日本画
第16回 「静物デッサン(鉛筆)/構図を考える」
第17回 「静物デッサン(鉛筆)/空間、質感、物の形を把握する」
第18回 「静物デッサン(鉛筆)/全体バランスを掴み描き込む」
第19回 「静物デッサン(鉛筆)/完成、講評」
第20回 「剝製デッサン(鉛筆)/プロポーションを掴む」
第21回 「剝製デッサン(鉛筆)/質感を表現する」
第22回 「剝製デッサン(鉛筆)/描き込みによるリアル感」
第23回 「剝製デッサン(鉛筆)/完成、講評」
第24回 「古典模写/鳥獣戯画絵巻について」
第25回 「古典模写/画材の把握、準備」
第26回 「古典模写/場面の選択、構図の決定」
第27回 「古典模写/線の違いを把握する」
第28回 「古典模写/墨の濃さの違いを把握する」
第29回 「古典模写/全体の雰囲気を掴む」
第30回 「古典模写/全体の微調整、学生同士で比較」

油画
第16回 「樹木(屋外)/視点を探る」
第17回 「樹木(屋外)/法則を探る」
第18回 「樹木(屋外)/骨格を理解する」
第19回 「樹木(屋外)/スケール感を意識する」
第20回 「樹木(屋外)/距離や奥行きを探る」
第21回 「樹木(屋外)/講評」
第22回 「人体ドローイング/」描画素材の工夫」
第23回 「人体ドローイング/動き、構造を捉える」
第24回 「人体ドローイング/講評」
第25回 「ヌード/人体のバランスを考える」
第26回 「ヌード/全体の動きを掴む」
第27回 「ヌード/人体と空間の関係を考える」
第28回 「ヌード/特徴を捉える」
第29回 「ヌード/質感表現の工夫」
第30回 「ヌード/講評」

デザイン
第16回 「おどろき盤/オリエンテーション」
第17回 「おどろき盤/映像メディアの歴史」
第18回 「おどろき盤/おどろき盤の動きの仕組み」
第19回 「おどろき盤/テーマ1の制作(アイデア出し)」
第20回 「おどろき盤/テーマ1の制作(動きの試作)」
第21回 「おどろき盤/テーマ1の制作(下書き)」
第22回 「おどろき盤/テーマ1の制作(着彩)」
第23回 「おどろき盤/テーマ1の制作(仕上げ)」
第24回 「おどろき盤/テーマ2の制作(アイデア出し)」
第25回 「おどろき盤/テーマ2の制作(動きの試作)」
第26回 「おどろき盤/テーマ2の制作(下書き)」
第27回 「おどろき盤/テーマ2の制作(着彩)」
第28回 「おどろき盤/テーマ2の制作(仕上げ)」
第29回 「おどろき盤/作品提出、撮影」
第30回 「おどろき盤/講評」

テキスト・参考書
特に使用しない
授業時間外の学修
特に使用しない
成績評価の方法と基準
実習の取り組みおよび提出作品により評価する。
備  考
課題の目的に沿って研究、制作を行う。課題終了後も造形ついてさらに研究を進める。 
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
創作活動、制作活動を行っている芸術家による実習