金工演習

2年

2020年度後期

2単位

A-SF-221S

桜田　知文

単独

教員の免許状取得のための選択科目（中学校・高等学校　美術）
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目（中学校及び高等学校　美術）
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・工芸

塗装法演習

木工演習

金属についての理解を深め、金属加工機械及び工具の使用方法を理解し、機械や手仕事で作品を制作することによって、金工作品のみならず、今後の自己の作品制作に結び付けられるよう指導する。

金属という身近ではあるが、加工ということではあまり経験のない素材について、金属材料の種類・特性・加工方法の基本的事項について学び、切断・接合・研磨・彫金・鋳造等を体験し、金工作品を制作する。

第　１回　オリエンテーション（金属についての講義。安全作業及び手工具の種類と使い方の指導。）
第　２回　金工作業の基礎訓練
第　３回　ガス型鋳造法による作品制作（原型製作）
第　４回　ガス型鋳造法による作品制作（原型製作、仕上げ）
第　５回　ガス型鋳造法による作品制作（鋳型製作、前半）
第　６回　ガス型鋳造法による作品制作（鋳型製作、後半）
第　７回　ガス型鋳造法による作品制作（鋳込み）
第　８回　ガス型鋳造法による作品制作（仕上げ、安全作業及び電動工具、機械の種類と使い方の指導）
第　９回　ガス型鋳造法による作品制作（荒仕上げ）
第１０回　ガス型鋳造法による作品制作（中仕上げ）
第１１回　ガス型鋳造法による作品制作（最終仕上げ）
第１２回　彫金による作品制作１（甲丸リング制作）
第１３回　彫金による作品制作２（３連リング制作）
第１４回　彫金による作品制作３（Ｖ字リング制作）
第１５回　彫金による作品制作４（平リング制作）

プリントを配布する。

特には、指定しない。

演習の態度（30）、提出作品（70）

鋳造で時計を制作するので、事前にいろいろな時計を見てデザイン案を練っておくことが望ましい。毎回授業始まりに説明をしますので、遅刻をしないこと。材料費が3000円程度必要。

〇

創作活動、制作活動を行っている芸術家による実習