シラバス情報

授業科目名
近現代文学専門演習1b
開講年次
2年
開講年度学期
2020年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
J-SG-317S
担当教員名
原 卓史
担当形態
単独
【科目の位置付け】
基礎演習とゼミナールの間にあり、基礎演習よりも専門的に学び、卒業論文執筆の前段の準備を行う。 
この授業の基礎となる科目
近現代文学専門演習1a
次に履修が望まれる科目
ゼミナール
【授業の目的と到達目標】
日本近現代文学を幅広く学ぶとともに、発表の力や討論の力を養う。
【授業の概要】
日本近現代文学研究の方法を学ぶ。
明治・大正・昭和時代の短篇小説を読むことを通して、研究する場合に必要な方法と態度を習得する。
「読む」「調べる」「考える」という行為と発表・討論という過程を通して、近現代文学研究の方法を学ぶ。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 ガイダンス
第 2回 横光利一「機械」
第 3回 黒島傳治「橇」
第 4回 伊藤整「ある女の死」
第 5回 菊池寛「島原心中」
第 6回 佐藤春夫「山妖海異」
第 7回 森鴎外「百物語」
第 8回 芥川龍之介「戯作三昧」
第 9回 葛西善蔵「蠢く者」
第10回 野上弥生子「名月」
第11回 谷崎潤一郎「麒麟」
第12回 永井荷風「狐」
第13回 田山花袋「少女病」
第14回 樋口一葉「ゆく雲」
第15回 まとめ
テキスト・参考書
プリントを配布する。
授業時間外の学修
適宜紹介する。
成績評価の方法と基準
出席・発表(=40%)、質疑・評価メール(=30%)、学期末レポート(=30%)
備  考
【予習】繰り返し作品を読み、疑問に感じたことなどを纏めておく。
【復習】発表後にもう一度読み返してください。
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
2015年度から、この科目を担当している。