教員名 : 野澤 真樹
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授業科目名
近世文学専門演習a
開講年次
2年
開講年度学期
2020年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
J-SG-314S
担当教員名
野澤 真樹
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
日本文学史4(近世)
次に履修が望まれる科目
近世文学専門演習b
【授業の目的と到達目標】
作品を注釈し、現代語訳することを通して、本文を精読するとともに、作品読解の上での問題点を見出し、考察すること。それをもとに作成した資料を用いて口頭発表を行い、意見を交換すること。
【授業の概要】
江島其磧作の浮世草子『義経倭軍談』(享保四年1719巻刊)を、『義経記』『平治物語』などの軍記物と比較しながら精読し、本作品におけるパロディの方法を明らかにする。受講生各自が本文の注釈、現代語訳、軍記物との比較といった観点から口頭発表を行い、それをもとにした質疑応答の中から見出されたテーマについて、期末レポートにて考察を行う。
【授業計画と授業の方法】
第1回 作品と作者についてのイントロダクション
第2回 発表デモンストレーション、工具書の説明、発表順決め 第3回 八文字屋と江島其磧(講義) 第4回 受講者による発表、質疑応答(1) 第5回 受講者による発表、質疑応答(2) 第6回 受講者による発表、質疑応答(3) 第7回 受講者による発表、質疑応答(4) 第8回 受講者による発表、質疑応答(5) 第9回 受講者による発表、質疑応答(6) 第10回 受講者による発表、質疑応答(7) 第11回 受講者による発表、質疑応答(8) 第12回 受講者による発表、質疑応答(9) 第13回 受講者による発表、質疑応答(10) 第14回 受講者による発表、質疑応答(11) 第15回 まとめ(より深い考察に向けて) テキスト・参考書
講義時に指示する。
授業時間外の学修
講義時に指示する。
成績評価の方法と基準
発表(50%)、質疑応答(20%)、期末レポート(30%)
備 考
受講者の発表に対する発言を求めるので、毎回その日の担当者の担当箇所を事前に読んでおくこと。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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