教員名 : 藤川 功和
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授業科目名
中世文学専門演習b
開講年次
2年
開講年度学期
2020年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
J-SG-313S
担当教員名
藤川 功和
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
古典文学基礎演習
次に履修が望まれる科目
中世文学専門演習b
【授業の目的と到達目標】
中世歌学書の輪読を通じて、和歌文学に関する基礎知識や、研究方法の取得を目指す。
【授業の概要】
13世紀半ば頃に、藤原行家が編集したと目される、『温故抄』(おんこしょう)を輪読する。
同書は、『古今和歌集』、『後撰和歌集』、『拾遺和歌集』勅撰三代集入集歌とその入集歌を本歌取りした和歌を併記する形態の歌学書(かがくしょ)であり、本歌取りを学ぶ為の書物として編集されたものと目される。 本書の輪読を通じて、①先行研究の調査・分類・活用方法、②皇族・貴族・僧侶など人命の調査方法 ③物語の分析方法 ④和歌の注釈方法 等、中世和歌の基本的な研究方法の習得を目指す。また、同書が未翻刻であることから、演習発表の成果を元に、翻刻論文の共同作成も行う。 【授業計画と授業の方法】
第 1回 『温故抄』の概要─注釈の方法と担当決め─
第 2回 『温故抄』の捉え方 第 3回 『温故抄』輪読(1) 第 4回 『温故抄』輪読(2) 第 5回 『温故抄』輪読(3) 第 6回 『温故抄』輪読(4) 第 7回 『温故抄』輪読(5) 第 8回 『温故抄』輪読(6) 第 9回 『温故抄』輪読(7) 第10回 『温故抄』輪読(8) 第11回 『温故抄』輪読(9) 第12回 『温故抄』輪読(10) 第13回 『温故抄』輪読(11) 第14回 『温故抄』輪読(12) 第15回 『温故抄』輪読(13) テキスト・参考書
特になし。
授業時間外の学修
くずし字辞典
成績評価の方法と基準
質疑応答、発表資料等から総合的に判断。
備 考
特になし
担当教員の実務経験の有無
×
実務経験の具体的内容
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