シラバス情報

授業科目名
美学
開講年次
1年
開講年度学期
2020年度前期、2020年度後期
単位数
4単位
科目ナンバリング
J-RE-111L/A-SF-101L
担当教員名
小寺 里枝
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための必修科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(中学校及び高等学校 美術)
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・美術理論及び美術史(鑑賞並びに日本の伝統美術及びアジアの表現を含む)
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
比較芸術論
【授業の目的と到達目標】
「芸術」とは、何でしょうか?あるいは「美」とは、「感性」とは?歴史を通じて、これらの問いはどのように考えられ、どのように論じられ、そしてどのような芸術的実践と結びついてきたのでしょうか。本授業では、古代から現代まで、西洋において「芸術」がどのように捉えられてきたのかを概観します。毎回の授業を通じて、わたしたちが今日「芸術」をめぐって持ち合わせているさまざまな価値観や考えを、あらためて検討することにしましょう。
【授業の概要】
本授業は、教員の講義形式を中心に、ときおりグループ・ディスカッションを交えながら行います。以下の【授業計画】にある通りだいたい年代順に話を進めますが、美学における重要なトピックを適宜取り上げて考察するため、順序は変更されることがあります。
【授業計画と授業の方法】
(1)オリエンテーション
(2)「美学」、「芸術学」の射程
(3)「美学」の誕生と展開(1)
(4)「美学」の誕生と展開(2)
(5)古代ギリシア・ローマにおける芸術論 (1)
(6)古代ギリシア・ローマにおける芸術論 (2)
(7)中世ヨーロッパ世界における芸術論 (1)
(8)中世ヨーロッパ世界における芸術論 (2)
(9)ルネサンス期の芸術論 (1)
(10)ルネサンス期の芸術論 (2)
(11)ルネサンス期の芸術論 (3)
(12)17世紀の芸術論 (1)
(13)17世紀の芸術論 (2)
(14)前期のまとめ
(15)まとめ・フィードバック
(16)後期オリエンテーション
(17)18世紀の芸術論 (1)
(18)18世紀の芸術論 (2)
(19)18世紀の芸術論 (3)
(20)18世紀から19世紀へ(1)
(21)18世紀から19世紀へ(2)
(22)19世紀の芸術論(1)
(23)19世紀の芸術論(2)
(24)19世紀の芸術論(3)
(25)19世紀の芸術論(4)
(26)20世紀の芸術論(1)
(27)20世紀の芸術論(2)
(28)20世紀から21世紀へ
(29)後期のまとめ
(30)総まとめ・フィードバック
テキスト・参考書
指定しない。プロジェクターを中心とした講義形式で進めます。
授業時間外の学修
適宜、講義内で指示します。
成績評価の方法と基準
授業参加度(20%)、授業中の課題(40%)、学期末レポート(40%)
備  考
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容