シラバス情報

授業科目名
日本語学講義3(古典語)
開講年次
3年
開講年度学期
2020年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
J-JLG-313L
担当教員名
藤本 真理子
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(中学校・高等学校 国語)
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・国語学(音声言語及び文章表現に関するものを含む。)
この授業の基礎となる科目
日本語史
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
 具体的な作品を対象とすることにより,日本語史における問題を発見する力,また研究の方法を身につけ,古典語への知識を深める。
【授業の概要】
 中世の資料を対象に,語彙的・文法・文体的特徴について検討する。具体的な資料の分析という作業を通して,日本語の歴史的事象について考察できるようにする。
 今年度は,室町時代のキリシタン資料のひとつ『天草版伊曽保物語』を中心に,中世の日本語について知見を深める。講義は,半ば演習形式でおこなう。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 導入
第 2回 室町時代の日本語について
第 3回 教員による発表,具体的方法の例示
第 4回 論文の読解
第 5回 学生の発表と質疑応答(1)
第 6回 学生の発表と質疑応答(2)
第 7回 学生の発表と質疑応答(3)
第 8回 学生の発表と質疑応答(4)
第 9回 第5〜8回のふり返り
第10回 学生の発表と質疑応答(5)
第11回 学生の発表と質疑応答(6)
第12回 学生の発表と質疑応答(7)
第13回 学生の発表と質疑応答(8)
第14回 学生の発表と質疑応答(9)
第15回 まとめ
テキスト・参考書
特になし。
授業時間外の学修
『キリシタン版エソポのハブラス私注』(臨川書店)ほか随時,紹介する。
成績評価の方法と基準
受講態度・発表内容・期末レポートにより,総合的に判断する。
備  考
適宜指示する。
担当教員の実務経験の有無
×
実務経験の具体的内容