教員名 : 野澤 真樹
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授業科目名
日本文学講読4(近世)
開講年次
2年
開講年度学期
2020年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
J-JLT-224L
担当教員名
野澤 真樹
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(中学校・高等学校 国語) 施行規則に定める科目区分又は事項等・・・国文学(国文学史を含む。) この授業の基礎となる科目
日本文学史4(近世)
次に履修が望まれる科目
日本文学講義2(近世)
【授業の目的と到達目標】
作品本文を精読する過程で問題点を見つけ、客観的に考察するとともに、考察の過程とそこから得られた結果を論述することができるようになる。また、同時に先行研究を調べ、それに対する意見を述べることができるようになる。
【授業の概要】
上田秋成作の読本『雨月物語』を講読するとともに、『雨月物語』のなかから各自で問題点を見付け、論文にまとめる。講義では「浅茅が宿」「貧福論」を講読し、その間に受講者自身が興味を持った問題について、口頭発表もしくは論述する機会を設ける。
【授業計画と授業の方法】
第1回 近世文学史のなかの『雨月物語』および作者についての概説
第2回 講義の目標、課題の説明、『雨月物語』序文を読む 第3回 「浅茅が宿」—講読(1) 第4回 「浅茅が宿」—講読(2) 第5回 「浅茅が宿」—講読(3) 第6回 「浅茅が宿」—研究史 第7回 口頭発表(1) —各自が興味を持ったテーマの発表 第8回 論述の方法(1) 第9回 「貧福論」—講読(1) 第10回 「貧福論」—講読(2) 第11回 「貧福論」—講読(3) 第12回 「貧福論」—研究史 第13回 論文の提出 第14回 口頭発表(2) —考察した内容をもとに受講生が「ミニ講義」を行う 第15回 論述の方法(2)、提出された論文に対するコメント テキスト・参考書
角川ソフィア文庫『雨月物語』
授業時間外の学修
講義時に指示する
成績評価の方法と基準
口頭発表2回分(50%)、論文(50%)
備 考
講義内で講読しない篇についても各自で読み進めること。
担当教員の実務経験の有無
×
実務経験の具体的内容
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