シラバス情報

授業科目名
日本文学史4(近世)
開講年次
1年
開講年度学期
2020年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
J-JLT-214L
担当教員名
野澤 真樹
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(中学校・高等学校 国語)
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・国文学(国文学史を含む。)
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
日本文学講読4(近世)
【授業の目的と到達目標】
近世文学の変遷について、作品の生まれた土地や時代背景と関連させながら理解を深める。また、近世文学の代表的な作品に触れ、その作品やジャンルの特色をふまえながら読むことができるようになる。
【授業の概要】
近世文学史を概説する。原則年代順に、ジャンルごとの特色や作品が生まれた背景を学んだのち、各ジャンルの代表的な作品を読む。また、この講義をもとに受講者自身が興味を持った作品を読み進めていけるよう、作品理解のポイントなどについても解説を行う。
【授業計画と授業の方法】
第1回 近世文学の特色
第2回 仮名草子(1) —近世小説の出発
第3回 仮名草子(2) —遊里と文学
第4回 浮世草子(1) —『好色一代男』の登場
第5回 浮世草子(2) —八文字屋と江島其磧
第6回 談義本 —「文運東漸」
第7回 洒落本 —江戸と上方
第8回 読本 —前期読本と後期読本
第9回 草双紙 —草双紙の変遷
第10回 噺本・滑稽本 —江戸時代の「笑い」
第11回 近世の演劇 —浄瑠璃・歌舞伎
第12回 モデル小説の方法 —浮世草子・実録・読本・演劇
第13回 近世の韻文(1) —近世の和歌
第14回 近世の韻文(2) —俳諧・狂歌
第15回 近世文学の総括
テキスト・参考書
講義時に指示する。
授業時間外の学修
講義時に指示する指示する。
成績評価の方法と基準
講義へのコメント(30%)、定期試験(70%)
備  考
講義中に紹介した作品を各自読み進めること。
担当教員の実務経験の有無
×
実務経験の具体的内容