シラバス情報

授業科目名
日本文学史3(中世)
開講年次
1年
開講年度学期
2020年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
J-JLT-213L
担当教員名
藤川 功和
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(中学校・高等学校 国語)
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・国文学(国文学史を含む。)
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
絵入り本や絵巻物について、独力で分析が出来るようになることを目指す。
【授業の概要】
中世の様々な絵巻や絵入り本を考察対象とし、絵の特色や、絵と文学との関わり等について、多角的に考察する。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 絵巻とその時代 −絵巻史概説−
第 2回 絵巻の方法 −絵巻に関する基礎知識 その1−
第 3回 絵巻の方法 −絵巻に関する基礎知識 その2−
第 4回 『鳥獣人物戯画』を読む(1) −作者の技量−
第 5回 『鳥獣人物戯画』を読む(2) −モチーフに着目して−
第 6回 『国宝源氏物語絵巻』を読む(1) −成立と背景−
第 7回 『国宝源氏物語絵巻』を読む(2) −人物描写に注目して−
第 8回 『国宝源氏物語絵巻』を読む(3) −構図に注目して−
第 9回 『伴大納言絵巻』を読む(1) −方法としての連続形式−
第10回 『伴大納言絵巻』を読む(2) −描写の背後−
第11回 挿絵を読む(1) −納経にみる−
第12回 挿絵を読む(2) −写本、版本にみる−
第13回 絵のちから(1) −『絵師草紙』を読む−
第14回 絵のちから(2) −『絵師草紙』を読む−
第15回 まとめ
テキスト・参考書
特になし。
授業時間外の学修
成績評価の方法と基準
授業への参加態度、質疑応答の内容、定期的に出題するミニ課題の完成度、試験、課題の完成度等から総合的に判断する。
備  考
特になし。
担当教員の実務経験の有無
×
実務経験の具体的内容