教員名 : 久保田 啓一
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授業科目名
日本文学概論
開講年次
カリキュラムにより異なります。
開講年度学期
2020年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
J-JLT-101L
担当教員名
久保田 啓一
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための必修科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(中学校・高等学校 国語) 施行規則に定める科目区分又は事項等・・・国文学(国文学史を含む。) この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
大学で日本文学を専門に学ぶ第一歩として、教科書でおなじみの古典教材に文学研究の立場から検討を加え、高等学校までの国語科では当然とされている事柄が果たして正しいのかを問い、文学研究の基本的な方法を身に付けることの重要性を説く。
【授業の概要】
古典入門の代表的教材である兼好法師『徒然草』と松尾芭蕉『奥の細道』を取り上げ、表現に即して分析を行い、教科書に採用されている定説の妥当性を考える。専門の研究論文なども紹介しながら、日本文学研究はどうあるべきかを考える。
【授業計画と授業の方法】
第1回 導入
第2回 文学研究の基本的立場—内容と表現— 第3回 文学史の常識を疑 第4回 本文の問題 第5回 辞書の限界 第6回 徒然草 89段 1 第7回 徒然草 89段 2 第8回 徒然草 92段 1 第9回 徒然草 92段 2 第10回 奥の細道 冒頭 1 第11回 奥の細道 冒頭 2 第12回 奥の細道 冒頭 3 第13回 奥の細道 冒頭 4 第14回 文学史上の兼好・芭蕉 第15回 まとめ テキスト・参考書
プリントを配布します。
授業時間外の学修
講義中に紹介し、必要な箇所は資料として配布します。
成績評価の方法と基準
最終日の試験の結果(80%)、授業中の質疑応答(20%)
備 考
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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