シラバス情報

授業科目名
地域の伝統文化(囲碁)
開講年次
1年
開講年度学期
2020年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
G-LC-102L
担当教員名
山本 賢太郎
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(1)囲碁のルールを習得し19路盤で対局できるようになること
(2)囲碁の世界、歴史全般及び囲碁と尾道市との歴史的関係を知ること
2項を柱に、日本の伝統文化である囲碁を体験し、教養として身につけることにある。
【授業の概要】
江戸時代の囲碁の巨人「本因坊秀策」が因島生まれであることに由来し、囲碁は尾道市の市技である。
本講義では、この日本の伝統文化を身につけ、囲碁の持つ力※を修得することはもちろんのこと、尾道のより一層の理解に役立てる。(※囲碁の持つ力とは…(1)大局観を養える、(2)答えのない局面で考える力を身につけられる、(3)論理的な思考・集中力・認識力を養える、(4)日本の伝統文化を学び、国際交流のコミュニケーション力を身につけられる、(5)負ける経験をして、克服する力を鍛えられる、(6)能動的に考えることに慣れる)
【授業計画と授業の方法】
第1回 ガイダンス
第2回 ルールの解説
第3回 ルールの復習
第4回 終局の説明
第5回 対局の流れと初歩技術の解説
第6回 授業内テスト(1)
第7回 模範碁の解説と対局(1)(19路盤での終局の判断と、整地の仕方)
第8回 模範碁の解説と対局(2)(19路模範碁の解説と、実践対局)
第9回 囲碁の世界(映写資料を使用予定)
第10回 模範碁の解説と対局(3)(19路模範碁の解説と、実践対局)
第11回 9子局の解説と連碁
第12回 模範碁の解説と対局(4)(ペア碁)
第13回 授業内テスト(2)
第14回 模範碁の解説と対局(5)(19路模範碁の解説と、実践対局)
第15回 代表者対局 まとめ
テキスト・参考書
東大教養囲碁講座(光文社新書)2007年発行、著者:石倉昇、梅沢由香里、黒瀧正憲、兵頭俊夫
授業時間外の学修
実践囲碁総合演習(日本棋院)2014年発行
成績評価の方法と基準
授業態度、実技の習得度で総合的に評価する。
備  考
予習としてテキストの該当事項を読んでおくこと。

科目コード:G-地-1-02-L
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
現役棋士による囲碁の力を身に着ける授業