![]() 教員名 : 渡辺 千尋
|
授業科目名
美術史特講(西洋)
開講年次
1年
開講年度学期
2020年度前期、2020年度後期
単位数
4.00単位
科目ナンバリング
担当教員名
渡辺 千尋
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(中学校専修免許・高等学校専修免許 美術) 施行規則に定める科目区分又は事項等・・・教科及び教科の指導法に関する科目 この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の到達目標及びテーマ】
美術史特講(西洋)の目標は二つあります。
(1)テーマに即した講義と文献講読を通したディスカッションで、西洋美術史の知識を深めること。 (2)自分の気になる美術史上の作品について、発表を行うこと。 今年度は、「絵画とその境界」というテーマで、絵画と異なるメディアの芸術や、社会との関わりについて考えていきます。 【授業の概要】
前期と後期を通じて、「絵画とその境界」というテーマに関連する概論と各論を、下記授業計画に沿う形で講義します。後期の前半は、受講者の関心のある分野の中から選択した日本語文献あるいは英語文献を、受講者全員で講読し、内容に沿ってディスカッションします。また、受講生は各自関心のある作品についての調査を行い、年度末に発表を行います。その際には、参考文献の探し方や調査の進め方、プレゼンテーションソフトの扱いや発表の論理構成についても、必要に応じて補足を加えます。
【授業計画】 講 義 内 容
第1回:全体オリエンテーション
第2回:【講義】絵画と歴史(1) 第3回:【講義】絵画と歴史(2) 第4回:【講義】絵画と宗教(1) 第5回:【講義】絵画と宗教(2) 第6回:【講義】絵画と写真(1) 第7回:【講義】絵画と写真(2) 第8回:ここまでの小括と後期に使用する文献の選択について 第9回:【講義】絵画と版画 第10回:【講義】絵画と彫刻 第11回:【講義】絵画と画中画(1) 第12回:【講義】絵画と画中画(2) 第13回:【講義】絵画と額縁(1) 第14回:【講義】絵画と額縁(2) 第15回:前期総括と後期に使用する文献の決定 第16回:後期オリエンテーション 第17回:【文献講読】受講者による文献の解題(1) 第18回:【文献講読】受講者による文献の解題(2) 第19回:【文献講読】受講者による文献の解題(3) 第20回:年度末の研究発表の進め方について 第21回:【講義】絵画と規制・検閲(1) 第22回:【講義】絵画と規制・検閲(2) 第23回:【講義】絵画と経済(1) 第24回:【講義】絵画と経済(2) 第25回:【講義】絵画とジェンダー(1) 第26回:【講義】絵画とジェンダー(2) 第27回:受講者の発表と議論(1)…例えば絵画の機能に関する発表を実施 第28回:受講者の発表と議論(2)…例えば絵画と他メディアの芸術との関係に関する発表を実施 第29回:受講者の発表と議論(3)…例えば絵画と科学技術に関連する発表を実施 第30回:全体総括 テキスト
参考書については、授業の中で適宜指示します。
参考書・参考資料等
『西洋美術館』(小学館)ほか、適宜授業中に紹介します。
学生に対する評価
授業への積極的な参与・課題の履行:50%、作品調査発表およびレポート:50%
備 考
|