シラバス情報

授業科目名
生物科学入門
開講年次
2年
開講年度学期
2020年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
G-NS-211L
担当教員名
谷口 幸三
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
ヒトを含めて動物の生命活動がどのようなしくみで行われているのかを理解する。私たちが日常、食べている肉やミルクが動物体内でどのようにして作られているのかを知る。ヒトの生命活動を支える上で不可欠な食料や環境の問題について関心を持ち、自分の考えを提示することが出来る。
【授業の概要】
前半は基礎的な「生物のしくみ」について、細胞レベルから個体レベルまでの生命を維持するための機能を中心に、遺伝や生殖、成長についても学ぶ。後半では、ヒトによる「生物の利用」としての食料生産の歴史と現状、畜産物が作られる動物体内でのしくみ、ヒトの健康と食品の関係などを学びながら、食料生産と環境の関係についても考える。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 生命の単位としての細胞
第 2回 生物とヒトの進化
第 3回 生命を維持するための物質
第 4回 栄養摂取のための消化
第 5回 物質とエネルギーの代謝
第 6回 個体の恒常性維持: 体液と循環
第 7回 個体の恒常性維持: 神経とホルモン調節・免疫機能
第 8回 遺伝子と遺伝
第 9回 生殖と成長
第10回 世界と日本の食料
第11回 動物の利用の歴史
第12回 動物がミルクを作るしくみ
第13回 食品の機能と安全性
第14回 生物と環境
第15回 まとめ

テキスト・参考書
特定のテキストは用いず、授業用資料のプリントを使う。 
授業時間外の学修
授業用資料の中で適宜、参考書を紹介。
成績評価の方法と基準
レポート(45%)、定期試験成績(40%)、授業への参加度(15%)で評価する。
レポートの課題は、「地球環境と食料生産の関係について」で、A4サイズ用紙で、1500字~2000字にまとめて、提出する。提出締切日は7月4日を予定。 
備  考
授業前日までにポータルサイトonopoに授業用資料(レジメと図表)を掲載するので、活用のこと。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容