教員名 : 川口 俊宏
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授業科目名
物理科学入門
開講年次
1年
開講年度学期
2020年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
G-NS-111L
担当教員名
川口 俊宏
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
基礎的な物理現象の原理や概念を、人に説明できる程度まで理解する。基本原理をもとに、初めて目にする状況設定でも正しい答えにたどり着ける、又は近付けるようになる。
【授業の概要】
この講義は、普段の生活に見られる現象を足掛かりに、背景にある自然法則を理解し、科学的・論理的な考え方を理解することを目的にしています。科学の時代である現代において、自然科学・物理学をどのように捉え、どのように理解するか、最低限の知識を持っていることが重要です。
授業では、物体の運動・エネルギー・光の性質・ミクロの世界などについて解説します。簡単な例題について考え方を説明した後、同様の問題を解く時間をもうけることで、理解を深めることを目指します。 【授業計画と授業の方法】
第 1回 物理学と現代社会の関わり、経済・芸術・文学と物理、
(1)物体の運動: 力の基礎,速さ 第 2回 (1)物体の運動: 力の基礎(続き)、力のつり合い 第 3回 (1)物体の運動: 運動の数式化、運動の法則、速度、加速度 第 4回 (1)物体の運動: グラフ・面積と運動、等加速度運動、重力加速度、力の単位 第 5回 (1)物体の運動: 軌道、万有引力 第 6回 (1)物体の運動: 仕事とエネルギー、力学的エネルギー保存 第 7回 (2)波動現象: 円運動、円運動の速度、角速度、振動数 第 8回 (2)波動現象: 円運動の加速度と力、ばねの振動 第 9回 (2)波動現象: 周期、波長、波の速さ、コリオリカ(台風の渦) 第10回 (2)波動現象: 横波・光、縦波・音波、 波の性質(干渉、回折、反射・屈折、虹、散乱、夕焼け) 第11回 (2)波動現象: 音速、超音波、ドップラー効果 第12回 (2)エネルギー: 圧力、浮力、気体の法則(スキューバダイビング) 第13回 (2)エネルギー: 気体の分子運動、熱、熱量、比熱と潜熱 第14回 (3)エネルギー: エネルギーと熱、単位、熱力学の法則、発電所 第15回 (3)エネルギー: 拡散、エントロピー、 電気エネルギー(電荷、電場、静電気、電熱器具) テキスト・参考書
『ファーストステップ 物理学入門』(高重 著、裳華房)
授業時間外の学修
高校の教科書、大学図書館の物理関連の蔵書
成績評価の方法と基準
レポートと授業への参加度で評価する。
備 考
各回の授業開始時までに、教科書の内容に目を通して来て下さい。講義内容・テキストで理解しにくかったところは、質問してください。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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