シラバス情報

授業科目名
現代の経済学
開講年次
1年
開講年度学期
2020年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
G-SS-123L
担当教員名
井本 伸
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(1)「経済」に興味を持つ。
(2)「経済学的な考え方」を理解する。 
【授業の概要】
 経済学を専門としない学生を対象に、経済学を1から解説します。
 経済学を学んでいない人にとって経済学というと、「数式が出てきて難しい」「抽象的で現実との関係がわからない」というイメージだと思います。たしかに経済学は、現実の経済を数式を用いて単純化・抽象化して考えます。これは大変便利なのですが、その背後にある重要な「経済学的な考え方」を知らなければ意味がありません。特に、教養として「経済学とはどのような学問であるか」を知りたい学生にとって、このような数式を用いた講義は、むしろ経済学に対する興味への妨げになるでしょう。
 この講義は、「経済学に初めてふれる学生」を対象に、「数式」は一切用いず、「経済学的な考え方」を解説します。ただし、「数式」は用いませんが、簡単な「グラフ」と最低限の「数字」は用います。 
【授業計画と授業の方法】
第 1回 経済学とわたしたち
第 2回 分業の利益(前編)
第 3回 分業の利益(後編)
第 4回 需要と供給(前編)
第 5回 需要と供給(後編)
第 6回 価格メカニズム
第 7回 市場の効率性
第 8回 市場の失敗(前編)
第 9回 市場の失敗(後編)
第10回 市場の限界(前編)
第11回 市場の限界(後編)
第12回 労働市場
第13回 GDPとは何か
第14回 消費需要と投資需要
第15回 貨幣と金融 
テキスト・参考書
中谷武・中村保『1からの経済学』中央経済社 
授業時間外の学修
成績評価の方法と基準
講義中に行う練習問題(50%)、中間レポート(20%)、期末試験(30%)を総合して評価します。
備  考
いつも経済・社会のニュースを気にしながらすごしましょう。
毎回、講義中に練習問題をやってもらい、提出してもらいます。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容