教員名 : 有吉 勇介
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授業科目名
情報システム設計論
開講年次
3年
開講年度学期
2020年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
E-IN-303L
担当教員名
有吉 勇介
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
情報システムの分析設計プロセスを理解し簡単な説明ができるようになる。UML図を読み取れるようになる。
【授業の概要】
情報システム設計とは、「こんな情報システムを作ってほしい」という要望を分析整理し、プログラムの設計図である仕様書にまとめるまでの一連の作業です。この科目では、このプログラムの設計図の表記法であるUML(Unified Modeling Language)について学習します。各回の授業では、分析設計プロセスを1ステップずつとりあげ、そこで作成するUML図について学習します。この科目で学ぶオブジェクト指向分析設計とUMLの考え方は、業務分析・改善に応用されてビジネスプロセス管理に発展しており、情報系だけでなく経営系の学生にも役立つと思います。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 ユースケース分析: ユースケース図
第 2回 ユースケース定義: イベントフローとシナリオ 第 3回 ユースケースの流れ: アクティビティ図 第 4回 画面設計: 画面イメージ、画面遷移図 第 5回 ドメイン分析: オブジェクト指向と概念クラス図 第 6回 ロバストネス分析: BCEモデルとロバストネス図 第 7回 相互作用分析: シーケンス図とコミュニケーション図 第 8回 アーキテクチャ設計: VOPCと統合クラス図、ライフサイクル分析図 第 9回 クラス設計、属性設計: 設計クラス図 Ver.1 第10回 操作設計: 設計シーケンス図、設計コミュニケーション図、設計クラス図Ver.2 第11回 SysML: 要求図、ブロック定義図、内部ブロック図、パラメトリック図 第12回 ソフトウェア開発モデル、情報システムのライフサイクル 第13回 ソフトウェア・テスト:レビュー、単体テスト、結合テスト 第14回 ITサービス管理 第15回 プロジェクト管理 テキスト・参考書
テクノロジックアート他『基礎からはじめるUML 2.4』ソーテック社
授業時間外の学修
河合昭男著『最新UMLがわかる』技術評論社
井上樹著『ダイアグラム別UML徹底活用 第2版』翔泳社 成績評価の方法と基準
試験× 授業への参加度を成績とします
備 考
原則、情報システム設計実習と同時受講すること
事前にテキストに目を通してくること 担当教員の実務経験の有無
〇
実務経験の具体的内容
企業でのシステム設計等に関わったことのある教員による授業
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