教員名 : 金田 陸幸
|
授業科目名
地方財政論
開講年次
3年
開講年度学期
2020年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
E-EC-310L
担当教員名
金田 陸幸
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
財政学1・2
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
地方財政に関する制度と制度による影響を経済理論を用いて理解することで、日本の地方財政が直面している課題や対策について学生自身が考察できるようになる。
【授業の概要】
日常生活において、私たちは、市町村や都道府県といった地方公共団体が供給するさまざまな公共サービスを受けており、地方財政は私達の生活と密接に関係しています。本講義では、日本の地方財政の役割や現行の制度を学ぶだけでなく、経済学を用いて、地方自治体の政策が家計や企業、あるいは他の地方自治体などの経済主体に対してどのような影響を与えるかについて考察します。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 イントロダクション
第 2回 地方財政の機能 第 3回 地方財政の仕組みと課題 第 4回 地方公共支出の経済学:基本 第 5回 地方公共支出の経済学:分権化定理 第 6回 地方公共支出の経済学:外部効果 第 7回 地方財政の動向 第 8回 地方税原則と地方税の体系 第 9回 地方税制度の現状と改革の方向 第10回 地方交付税 第11回 国庫支出金 第12回 地方債 第13回 公営企業と民間活力 第14回 道州制の議論 第15回 まとめ テキスト・参考書
授業時間外の学修
林宏昭・橋本恭之『入門地方財政第3版』,中央経済社,2014年.
佐藤主光 『地方財政論入門』,新世社,2009年. 林宜嗣『地方財政新版』,2008年. 成績評価の方法と基準
期末試験の結果によって評価する。
備 考
本講義では、基本的なミクロ経済学の知識を必要とするため、1年次で学んだ入門レベルのミクロ経済学を復習しておくことが望ましい。また、授業の復習をしっかりとすること。
担当教員の実務経験の有無
×
実務経験の具体的内容
|