教員名 : 宮川 貴史
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授業科目名
基礎数学1
開講年次
1年
開講年度学期
2020年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
E-CS-203L
担当教員名
宮川 貴史
担当形態
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
リメディアル数学 (教養数学)
次に履修が望まれる科目
基礎数学2
【授業の目的と到達目標】
経済学の授業で用いられるレベルの微分積分の計算力を身に付ける。また経済学の問題でよく登場する2変数関数の最大値・最小値問題の解法についての理解の定着を図る。
【授業の概要】
三角関数、指数関数、対数関数の基本概念と計算方法についての復習から始める。次に微分に関する定義を与え、初等関数の導関数、関数の増減等について学習する。後半以降は、空間内の曲面を表す2変数関数を導入し、偏微分や極値問題の講義および演習を行う。終盤では初等関数の不定積分および定積分を導入し、積分の計算方法を学習する。
<注意> 高校で学ぶ「数学Ⅱ」が前提知識として必須となります。高校で「数学Ⅱ」を履修していない場合は、「リメディアル数学」または「教養数学」を履修するか、自主学習を通して「数学Ⅱ」の知識を身につけておくことが必要です。 【授業計画と授業の方法】
第1回 三角関数の復習
第2回 指数関数・対数関数の復習 第3回 微分係数と導関数の定義 第4回 積・商の微分法、合成関数の微分法 第5回 三角関数の導関数 第6回 指数関数・対数関数の導関数 第7回 無理関数の導関数,高次導関数 第8回 関数の増減と凹凸 第9回 偏微分と偏導関数の定義 第10回 2変数関数の極値 第11回 条件付値問題(ラグランジュの未定乗数法) 第12回 原始関数と不定積分 第13回 初等関数の不定積分 第14回 リーマン和と定積分の定義 第15回 定積分と面積 テキスト・参考書
『やさしく学べる基礎数学 線形代数・微分積分』、石村園子著、共立出版
授業時間外の学修
『やさしく学べる微分積分』、石村園子著、共立出版
成績評価の方法と基準
レポート(30%)、期末試験(70%)
備 考
・理解の定着を図るため、毎回必ず予習と復習をすること。予習として、テキストに一通り目を通し事前に授業内容の簡単な確認をしておくこと。復習として、毎回授業後にテキスト・ノートを活用し授業内容の再確認と問題演習を行うことで理解の定着を図ること。
・数学の学習では、定理や解き方を暗記するのではなく、「基本概念」、「定理の成り立ち」、「なぜこう解くのか?」を常に考察しながら数学を根底から理解することを心がけること。公式や解法手順を暗記するだけでは学力は一切身につきません。 ※上記の授業計画は履修生の習熟度を考慮し、進度や内容を変更する場合があります。 担当教員の実務経験の有無
〇
実務経験の具体的内容
予備校での指導経験を有する教員による授業
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