教員名 : 灰谷 謙二
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授業科目名
日本語学特講
開講年次
1年
開講年度学期
2019年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
担当教員名
灰谷 謙二
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための必修科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(中学校専修免許・高等学校専修免許 国語) 施行規則に定める科目区分又は事項等・・・教科及び教科の指導法に関する科目 この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の到達目標及びテーマ】
現代語研究の基礎文献を精読し、自分の研究への位置づけを行う。とくに陳述論と発展的土台となるソシュールの構造主義言語学についての知識を整理する。
【授業の概要】
時枝の『国語学原論』の現代的意義の見直しと確認のために、その批判的ベースとなっているソシュールの構造主義を『一般言語学講義』をもとに理解する。
【授業計画】 講 義 内 容
第 1回 ガイダンス
第 2回 言語学の対象 第 3回 言語と言の言語学 第 4回 外的要素と内的要素 第 5回 記号・所記・能記 その関係における恣意性 第 6回 能記の線的特質 第 7回 可易性と不易性 第 8回 静態言語学と進化言語学 第 9回 通時と共時・内的二面性の例 第10回 通時と共時・その秩序の差・方法と原理の対立 第11回 共時論法則と通時論法則 第12回 汎時論的観点 第13回 共時言語学 第14回 具体的実在と・同一性 統合と連辞 第15回 総括 テキスト
ソシュール『一般言語学講義』(岩波書店1972)
丸山圭三郎『ソシュール小事典』(大修館書店1985) 丸山圭三郎『ソシュールの思想』(岩波書店1981) 丸山圭三郎『ソシュールを読む』(岩波セミナーブックス岩波書店1983) 参考書・参考資料等
学生に対する評価
授業への参与状況と期末レポートによる
備 考
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