シラバス情報

授業科目名
博物館情報・メディア論
開講年次
2年
開講年度学期
2019年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
C-CL-202L
担当教員名
安部 孝典
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の到達目標及びテーマ】
情報・メディアの歴史と定義を理解し、具体的にそれらを有効に活用する方法を養うことで、博物館とメディアの関係が理解できることを目標とします。
【授業の概要】
情報・メディアの普遍的意義や種類を理解すると共に、博物館や美術館、あるいは教育や研究活動を進める上で、情報の提供やメディアの活用方法について基礎的な能力を養います。また、今日のメディアの急速な発展と普及による価値と問題を考察し、高度情報化社会に対応した新しい博物館情報のあり方を学習します。
【授業計画】                 講    義    内    容
第 1回 オリエンテーション:講義内容等の説明、博物館における情報・メディアの概論
第 2回 視聴覚メディアの理論と歴史1:映像メディア発達史
第 3回 視聴覚メディアの理論と歴史2:これだけは知っておきたい映像理論(1)
第 4回 視聴覚メディアの理論と歴史3:これだけは知っておきたい映像理論(2)
第 5回 メディアとしての博物館1:媒体としてのメディアの定義と活用
第 6回 メディアとしての博物館2:保存と展示としての博物館
第 7回 メディアとしての博物館3:体験と双方向性としての博物館
第 8回 博物館メディアの役割と学習活用1:映像メディアを用いた企画展
第 9回 博物館メディアの役割と学習活用2:映像メディアを用いた通常展
第10回 博物館メディアの役割と学習活用3:各地の博物館と映像メディア
第11回 博物館の教育・研究活動:三鷹の森ジブリ美術館、京都国際マンガミュージアムの例
第12回 デジタルアーカイブの現状と問題:データベース化と情報公開の意義
第13回 博物館と知的財産権1:情報化社会とニューメディア・マルチメディア
第14回 博物館と知的財産権2:知的財産権の基本と博物館での権利処理
第15回 まとめと補足
テキスト
適宜プリントを配布します。
参考書・参考資料等
授業内容にそって、適宜紹介します。
学生に対する評価
平常評価(出席や授業コメント):50%と期末レポート:50%によって評価します。
備  考