シラバス情報

授業科目名
情報科教育法2
開講年次
3年
開講年度学期
2019年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
C-TL-312L
担当教員名
若林 義啓
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための必修科目
科目区分…教科及び教科の指導法に関する科目(高等学校 情報)
施行規則に定める科目区分又は事項等…各教科の指導法(情報機器及び教材の活用を含む。)
【授業の到達目標及びテーマ】
1【基礎的な学習指導理論と情報機器の効果的な活用法を理解する】
(1)プレゼンテーションの手法が授業に効果的であることを理解している。
(2)学習者に合わせた教材作成と指導法の重要性を理解している。
(3)情報機器を効果的に活用した教材作成ができる。
2【学習指導案の構成を理解し、授業設計能力と実践的な指導力を身につける】
(1)実際の学習指導案から授業設計とその工夫を学び、授業改善の重要性を理解している。
(2)学習指導案の構成を理解し、具体的な授業を想定した学習指導案を作成することができる。
(3)模擬授業を行い、実践的な指導力を身につけるとともに、授業設計と教材の向上に取り組むことができる。
【授業の概要】
学習指導案の具体的な作成方法について学び、具体的な授業場面における学習指導案と教材の作成、評価の観点と評価方法の決定など実践的な授業設計を行う方法を身につける。模擬授業を行い、実践的な指導力と授業改善に取り組む姿勢を身につけ、情報科教員に求められる資質を形成する。受講生は教材研究を行い、授業計画を立てて計2回の模擬授業を行う(2回目の模擬授業は完全な学習指導案を作成する必要がある)。
【授業計画】                 講    義    内    容
第1回:教材設計とプレゼンテーション
第2回:学習者に合わせた教材作成と教育現場での著作権
第3回:スライド教材の作成1 スライドのデザイン
第4回:スライド教材の作成2 教材作成
第5回:模擬授業1 スライドを使った模擬授業 主体的な学びのために
第6回:模擬授業2 スライドを使った模擬授業 授業改善のポイント
第7回:学習指導要領と学習指導案
第8回:指導と評価の工夫
第9回:指導案の作成1 授業計画と単元について
第10回:指導案の作成2 単元の目標、単元の評価規準
第11回:指導案の作成3 単元の指導計画、学習の展開1
第12回:指導案の作成4 学習の展開2、教材作成
第13回:模擬授業3 学習指導案に基づく模擬授業 対話的な学びのために
第14回:模擬授業4 学習指導案に基づく模擬授業 効果的な理解のために
第15回:模擬授業5 学習指導案に基づく模擬授業 学習指導案の改善、まとめ
テキスト
久野靖、辰己丈夫『情報科教育法 改訂3版』(オーム社)
参考書・参考資料等
文部科学省『高等学校学習指導要領(平成30年3月公示)本体』、文部科学省『高等学校学習指導要領(平成30年3月公示)解説−情報編−』、平成26年度用高等学校情報教科書『高校社会と情報』(実教出版)、『最新情報の科学』(実教出版)
学生に対する評価
授業中の質疑応答・ディスカッションへの関心・意欲(20%)、学習指導案(40%)、模擬授業(40%)の総合評価
備  考