シラバス情報

授業科目名
現代語学専門演習a
開講年次
2年
開講年度学期
2019年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
J-SG-321S
担当教員名
灰谷 謙二
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
日本語学講義2・4
次に履修が望まれる科目
卒業論文
【授業の目的と到達目標】
フィールドワーク系の言語研究の方法について、明らかにしたいことと範囲に合わせて適切な手法を用い、データを集めることができる。
集めたデータを適切なツールで処理し、データの本質的な特徴をつかむための分類分析の観点を発見できる。自分の着想をデータに基づいて実証的に証明・論証できる。
【授業の概要】
現代日本語の研究課題と研究方法を学びます。特に、前期のaでは日常会話をベースとした音声言語のなかから問題を発見し、適切にデータを記録・収集し、データベースをつくって分析をおこない、見通し・仮説を検証するという、課題発見解決能力をトレーニングします。扱う素材やテーマはかなり自由です。問題を発見するプロセスを体験することを重視しています。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 ガイダンス、演習ローテーション決定
第 2回 講義:フィールドワークとはどのような手法か?
第 3回 講義:音声データの捉え方、記録の仕方
第 4回 講義:目的に合わせたデータの加工
第 5回 サンプル提示
第 6回 担当者発表 打ち文字の絵文字 
第 7回 担当者発表 語尾の音色 
第 8回 担当者発表 談話展開とあいずち 
第 9回 担当者発表 沈黙 
第10回 担当者発表 待遇表現 
第11回 担当者発表 音声表現と書記表現
第12回 担当者発表 コードスイッチング
第13回 担当者発表 行動要求表現
第14回 講義:標準的な学術レポートの書き方(アカデミックライティング)
第15回 総括
テキスト・参考書
必要に応じてプリントを配布します。
授業時間外の学修
なし
成績評価の方法と基準
発表に向けた作業過程と内容(60%)、演習への参加態度(30%)、授業への参与状況(10%)
備  考
早めの準備が重要です。テマ・ヒマを惜しんではいい結果は得られません。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容