教員名 : 岸本 理恵
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授業科目名
中古文学専門演習a
開講年次
2年
開講年度学期
2019年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
J-SG-310S
担当教員名
岸本 理恵
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
日本文学史2(中古)
次に履修が望まれる科目
中古文学専門演習b
【授業の目的と到達目標】
古文を正確に解釈する力を養うとともに、自らの解釈にに基づいて深い考察を加える力を習得し、それをわかりやすく説明できるようになることを目指します。
【授業の概要】
藤原兼輔は醍醐天皇に近侍して宮廷で活躍し、また紀貫之や凡河内躬恒などを庇護して取り立てた人物でもあり、『大和物語』の成立にも関係が深く、『古今集』『後撰集』時代の文学を支えた重要な人物です。兼輔の家集は、平安から鎌倉期の写本が複数現存するという恵まれた状況ながら注釈書がほとんどない状態です。そこで、受講者が順番に和歌を担当して発表し、それに基づき全員で討議しながら、藤原兼輔の歌や家集を分析します。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 各回の担当割当、調査・発表方法のレクチャー
第 2回 講義—兼輔とその時代 第 3回 学生の発表と討議 1 第 4回 学生の発表と討議 2 第 5回 学生の発表と討議 3 第 6回 学生の発表と討議 4 第 7回 学生の発表と討議 5 第 8回 学生の発表と討議 6 第 9回 学生の発表と討議 7 第10回 学生の発表と討議 8 第11回 学生の発表と討議 9 第12回 学生の発表と討議 10 第13回 学生の発表と討議 11 第14回 学生の発表と討議 12 第15回 まとめ テキスト・参考書
プリントを配布します。
授業時間外の学修
くずし字辞典(各自持っているもので可)、その他は授業中に紹介します。
成績評価の方法と基準
発表・レポート(60%) 授業への参加・質疑(40%)
備 考
発表者以外も毎授業予習必須です。
担当歌割り当てのため、第1回授業に必ず出席してください。欠席の場合には受講を認めないことがあります。 担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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