教員名 : 灰谷 謙二
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授業科目名
日本語学概論
開講年次
1年
開講年度学期
2019年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
J-JLG-101L
担当教員名
灰谷 謙二
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための必修科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(中学校・高等学校 国語) 施行規則に定める科目区分又は事項等・・・国語学(音声言語及び文章表現に関するものを含む。) この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
日本語学講義2
【授業の目的と到達目標】
身近な現象をあらためて見直し、日常の中から問題を発見する経験と視点をもてるようになる。日本語学全般についての基礎的知識をバランスよく獲得する。
【授業の概要】
日本語を研究するというのはどういうことなのでしょう。空気のように意識することなく使いこなしているつもりの日本語も、実は分からないことだらけです。いままでに学習してきた国語の常識的知識が広範な世界のごく一部のものであることを知る。そして日本語がどのような特徴や仕組みをもっているか、それを理解するためにはどのようにアプローチすればよいのかという、基本的な知識と研究方法を学びながら言葉について考えることの楽しさを知ってもらいたいと思います。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 日本語について考えること
第 2回 音の構造 音声学の基礎、音声器官・音声記号 第 3回 音声と音韻 日本語の音素 第 4回 アクセント 第 5回 日本語の歴史と音声 第 6回 語の構造 形態素・語彙・語形変化・語形成:派生と複合 第 7回 文の構造 文をつくる単位、文構造のあらわしかたとタイプ 第 8回 語の意味 意味論・意義素・範列と連辞・格・取り立て 第 9回 文の意味 テンスとアスペクト、モダリティ 第10回 文法の歴史 現代と過去をつなぐ 第11回 ことばの社会的多様性 位相 第12回 ことばの地理的多様性 方言 第13回 文字・表記の問題 第14回 日本語の歴史と位相 第15回 まとめ テキスト・参考書
テキストは使用せず適宜プリントを配布する。
授業時間外の学修
シリーズ<日本語探究法>朝倉書店
言語学第二版 風間喜代三他 東京大学出版会 成績評価の方法と基準
毎回の確認テスト、期末テスト(70%)提出物(20%)授業への参与態度(10%)
備 考
予習復習の指示を毎回出します。各自入手して読んでおいてもらう文献や、授業後に自分で調べて見る作業なども課しますので欠かさず行って下さい。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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