教員名 : 深谷 訓子
|
授業科目名
芸術文化論
開講年次
2年
開講年度学期
2019年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
J-IC-201L/A-IC-201L
担当教員名
深谷 訓子
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
西洋美術史1・2
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
本テーマに関する知識を身につけると同時に、特定のテーマに即して作例や状況を具体的に検討することを通じて、西洋美術史における史料の扱い方や、方法論についても理解を深めること。また南北の比較を通じて芸術作品の特徴を見分ける力を養うこと。
【授業の概要】
テーマ:西洋美術における南北交流(15世紀〜17世紀)
西洋美術史において長らく重要なテーマのひとつを構成してきた、南北(イタリアーネーデルラント)交流の諸相を具体的に見ていきます。 【授業計画と授業の方法】
第 1回 イントロダクション ヨーロッパ美術における「南北」について、また美術における「移動」
第 2回 イタリアとネーデルラント 第 3回 油彩と写実表現(1) 第 4回 油彩と写実表現(2) 第 5回 デューラーとヴェネツィア 第 6回 風景表現と南北美術の特性(1) 第 7回 風景表現と南北美術の特性(2) 第 8回 ロマニストたち(1)ヤン・ファン・スコーレルと聖地巡礼 第 9回 ロマニストたち(2)ヘームスケルクと古代遺跡 第10回 ルーベンス、ヴァン・ダイクとヴェネツィア絵画(1) 第11回 ルーベンス、ヴァン・ダイクとヴェネツィア絵画(2) 第12回 カラヴァッジスム(1) 第13回 カラヴァッジスム(2) 第14回 ローマに集った外国人画家たち 第15回 総括 異なる文化圏との交流がもたらすもの テキスト・参考書
使用しません。プリントを配付します。
授業時間外の学修
授業中に適宜指示します。
成績評価の方法と基準
授業中の小課題(60%)と最終試験(40%)
備 考
本授業の理解のために、西洋美術史の通史をひとわたり復習しておくことをお薦めします。
担当教員の実務経験の有無
×
実務経験の具体的内容
|