教員名 : 菅 準一
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授業科目名
ミクロ経済学1
開講年次
2年
開講年度学期
2019年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
E-EC-201L
担当教員名
菅 準一
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(高等学校 商業) 施行規則に定める科目区分又は事項等・・・商業の関係科目 この授業の基礎となる科目
経済学入門1(ミクロ経済学)
次に履修が望まれる科目
ミクロ経済学2
【授業の目的と到達目標】
3つの到達目標:
1.ラグランジュの未定乗数法を使って、予算制約下の効用最大化問題や効用水準不変という制約条件の下での費用最小化問題を解くことができる。 2.『新スーパー過去問ゼミ2・3 ミクロ経済学』の公務員試験問題の★一つ問題を時間をかければ解くことができるようになる。 3.完全競争市場を通じた資源配分がパレート効率性を満たすという最も重要な基本命題の理解に到達する。 【授業の概要】
1年次の経済学入門1(ミクロ経済学)で得たミクロ経済学の知識をより強固なものにする。1年次における図を用いた理解を、式を用いた理解へつなげていく。具体的には『新スーパー過去問ゼミ2・3 ミクロ経済学』の公務員試験問題の★一つ問題を時間をかければ解くことができるようになる。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 ミクロ経済学の理論と方法
第 2回 消費と需要(1)効用関数と無差別曲線・限界代替率 第 3回 消費と需要(2)予算制約下の最適消費の導出 第 4回 消費者行動と需要曲線(1)ラグランジュの未定乗数法 第 5回 消費者行動と需要曲線(2)スルツキー分解 第 6回 まとめ 第 7回 企業行動と生産関数(1)生産関数、利潤最大化 第 8回 企業行動と生産関数(2)長期と短期 第 9回 企業行動と費用関数(1)費用関数、短期の利潤最大化 第10回 市場機構と需要・供給(1)比較静学・均衡の安定性 第11回 市場機構と需要・供給(2)価格弾力性 第12回 完全競争市場と効率性(1)部分均衡分析 第13回 完全競争市場と効率性(2)パレート効率性 第14回 完全競争市場と効率性(3)消費の効率性(ボックスダイアグラム) 第15回 まとめ テキスト・参考書
神取道宏『ミクロ経済学の力』
授業時間外の学修
西村和雄『ミクロ経済学入門 第2版』岩波書店、武隅愼一『ミクロ経済学増補版』新世社
成績評価の方法と基準
小テスト(10)期末試験(90)
備 考
分からないところは、西村和雄『ミクロ経済学入門 第2版』で補いましょう。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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