シラバス情報

授業科目名
基礎演習2
開講年次
1年
開講年度学期
2019年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
E-CS-102S
担当教員名
中谷 武
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
 経済学の初歩的なテキストを参考にして、日本や世界が現在直面している諸問題を理解していく。人口減少、財政問題、グローバリゼーション、所得分配の格差、地方再生などがどのような問題なのか、その解決策はどう考えるのかを、自分で考えていけるようにしたい。また、PCのエクセルを使って簡単なデータ解析の手法も学ぶ。プレゼンテーションやディスカッションの力を養いたい。
【授業の概要】
テキストは初歩的なもので独習でも十分に理解可能である。初めて経済学を学ぶ人を対象に、新聞記事も使いながら、またPCを使ったデータ処理の練習も行う。テキストや新聞記事を使った学習が10回、PCを使った産業連関表の分析方法の学習が5回程度である。参加者の興味関心を大切にして、講義形式ではなく、自由な発表と討論を軸にして進めていきたい。
【授業計画と授業の方法】
テキストの構成は次のようになっている。
序章 経済学とわたしたち
第1章 分業の利益
第2章 需要と供給
第3章 価格メカニズム
第4章 市場の効率性
第5章 市場の失敗
第6章 市場の限界
第7章 労働市場
第8章 GDPとは何か
第9章 何がGDPを決めるか
第10章 消費需要と投資需要
第11章 貨幣と金融
第12章 政府の役割
第13章 外国貿易と為替レート
第14章 経済成長と国民生活

以上から話題を選択して10回程度学ぶ。その後、5回程度、日本と尾道の産業連関表を使って、政府活動や観光業の影響を分析する手法を学ぶ。
テキスト・参考書
『1からの経済学』中央経済社 中谷 武  中村 保
授業時間外の学修
テキストは必ず準備して下さい。その他の資料等は授業の中で配布します。また必要に応じて新聞等の記事も使う予定です。
成績評価の方法と基準
授業態度(30%)、発表内容(40%)、討論への参加(30%)そしてレポートを総合して評価を行う。
備  考
各人が積極的に疑問や意見を出して、みんなで議論することを歓迎し、評価したい。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容