教員名 : 飯田 豊
|
授業科目名
文化社会学
開講年次
1年
開講年度学期
2019年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
G-SS-144L
担当教員名
飯田 豊
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
社会学は「常識的なものの見方」を相対化し、現実の背後にある事象を解明する学問である。この講義では、「モバイルメディア」
「テレビと動画」「インターネット」「ファッション」「マンガ」「ゲーム」「夏フェス」「書店」「ショッピング」「外食」など、生活に身近な現代文化を取り上げ、フィールドワークを踏まえた考察を深めることによって、文化社会学の基礎的な思考法を身につける。グループワークやプレゼンテーションを交えて進行するので、履修者の主体的な参加が求められる。 【授業の概要】
本講義では「社会学」という学問分野の大まかな見取り図について、主に文化社会学で扱われるトピック(都市・消費社会論)を扱いながら解説する。各回のテーマに沿って、社会学理論を概説するとともに、その事象に関係する映像鑑賞・分析なども積極的に取り入れていく。ディスカッションやグループワークの形式を多用しながら進めていくので、受講生には授業への積極的な参加が求められる。
【授業計画と授業の方法】
第1回 「文化」とは何か —文化社会学の視座
第2回 90年代と「いま」を比較する 第3回 「メディア」の文化 —グループ・ディスカッション 第4回 「メディア」の文化 —グループ・プレゼンテーション 第5回 「メディア」の文化 —まとめ 第6回 事例分析① —テーマの選定、インタビュー調査 第7回 「趣味」の文化—グループ・ディスカッション 第8回 「趣味」の文化 —グループ・プレゼンテーション 第9回 「趣味」の文化 —まとめ 第10回 事例分析② —文献調査 第11回 「現場」の文化—グループ・ディスカッション 第12回 「現場」の文化 —グループ・プレゼンテーション 第13回 「現場」の文化 —まとめ 第14回 事例分析③ —プレゼンテーション(前半) 第15回 事例分析④ —プレゼンテーション(後半) テキスト・参考書
高野光平・加島卓・飯田豊編著『現代文化への社会学 —90年代と「いま」を比較する』(北樹出版、2018年)
授業時間外の学修
近森高明・工藤保則編『無印都市の社会学 —どこにでもある日常空間をフィールドワークする』(法律文化社、2013年)、井上俊・長谷正人編『文化社会学入門 —テーマとツール』(ミネルヴァ書房、2010年)ほか、随時紹介する。
成績評価の方法と基準
授業内の小レポート(20)、グループワーク+発表(40)、試験(40)
備 考
初回の講義までにテキストの1〜4章を読んでおくこと。
担当教員の実務経験の有無
×
実務経験の具体的内容
|