シラバス情報

授業科目名
教職実践演習
開講年次
4年
開講年度学期
2019年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
C-TL-401S
担当教員名
信木 伸一、塚本 真紀
担当形態
複数
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための必修科目
科目区分…教育実践に関する科目
施行規則に定める科目区分又は事項等…教育実習
【授業の到達目標及びテーマ】
1.使命感と愛情をもって生徒と接し、学校教育の諸課題と向き合い、対処の方法について説明することができる。
2.他の教職員、保護者、地域の関係者と連携した教育の重要性について理解し、説明することができる。
3.学級経営の考え方を理解し学級経営案を作成し、生徒や保護者に説明することができる。
4.教科指導や学級経営、生徒理解のためにさらに自らが検討を深めて行くべき具体的課題を認識し、論理的に説明することができる。
その他、教員として必要な資質能力の指標を示した『尾道市立大学教職科目と到達目標との関連』(1年次配布)を参照すること
【授業の概要】
教員としての資質を磨き、必要な知識技能の完成を目指す。教員として自ら研鑽を続ける自己学習力を確立させる。グループ討議やロールプレイング、フィールドワークなどの学習活動を通して、教員の仕事の実際を経験的に学ぶ。教員として必要な資質・能力の各領域における目標・評価基準に照らして到達度評価を行う。また、入学段階からのすべての教職のための教育を通して、形成的評価を行う。
【授業計画】                 講    義    内    容
教職実践演習の3つの課題
1.学級経営案の作成(個人発表あり)
2.教育プログラムを考える(グループ討議)
3.教育実習体験報告(個人発表)…芸術文化学部では教育実習事後指導と連携

講義内容
第1回 教員としての資質・能力・課題の再確認
第2回 学級集団づくりの考え方
第3回 学級経営案についての発表と討論(1)−学級目標を設定する−
第4回 学級経営案についての発表と討論(2)−年間の学級経営計画を考える−
第5回 学級経営案についての発表と討論(3)−学級経営のための具体的方法を考える−
第6回 学級経営案についての発表と討論(4)−保護者との連携について考える−
第7回 地域連携型教育プログラムの開発(1)−実践例の紹介−
第8回 地域連携型教育プログラムの開発(2)−グループ討議−
第9回 地域連携型教育プログラムの開発(3)−討議内容の発表−
第10回 特別支援教育の実際
第11回 教育の現場から学んだことの発表(1)−教員の仕事について−
第12回 教育の現場から学んだことの発表(2)−生徒理解・生徒指導について−
第13回 教育の現場から学んだことの発表(3)−よりよい授業づくりのために-
第14回 教育の現場から学んだことの発表(4)−教科教育の工夫−
第15回 教員という職業に就くこと

※第10回、第15回は外部講師(現職教員)による研修を予定
テキスト
資料を配付する
参考書・参考資料等
授業で紹介する
学生に対する評価
学級経営案と教育の現場から学んだことの発表(70%)、グループ討議などの活動状況(30%)
備  考
自らの教員としての資質・能力に関する課題を意識すること。