シラバス情報

授業科目名
美術科教育法1
開講年次
3年
開講年度学期
2019年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
C-TL-331L
担当教員名
牧原 竜浩
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための必修科目
科目区分…教科及び教科の指導法に関する科目(中学校及び高等学校 美術)
施行規則に定める科目区分又は事項等…各教科の指導法(情報機器及び教材の活用を含む。)
【授業の到達目標及びテーマ】
基本的目標:高等学校美術教育の目標・内容・方法についての基礎的知識と技能をもとに、学習指導案の作成、模擬授業を行うことができる。
発展的目標:高等学校美術教育の目標・内容・方法についての研究・構想を深め、生徒の学習意欲を高める学習指導案の作成、模擬授業を行うことができる。
【授業の概要】
第1回から第5回までは、講義及び討議を中心に美術教育の課題や可能性について考察する。第6回以降は、題材ごとの授業研究・指導案作成などの実習や演習を行い、実践力を育てる。
【授業計画】                 講    義    内    容
第1回:オリエンテーション「美術教育の現状と課題」
第2回:学校教育現場における美術科教員のあり方と教育実習について
第3回:美術教育における「自ら学び自ら考える力」の育成のあり方
第4回:学習指導要領の理解(高等学校学習指導要領)
第5回:高等学校の美術教科書の研究、情報機器及び教材の効果的な活用法
第6回:教材配列と年間学習指導計画の作成
第7回:美術科の学習内容と指導法1.「表現材料・技法」の研究・実習
第8回:美術科の学習内容と指導法2.「絵画表現の基礎」の研究・実習
第9回:美術科の学習内容と指導法3.「彫刻表現の基礎」の研究・実習
第10回:美術科の学習内容と指導法4.「鑑賞」の研究・実習
第11回:美術科学習指導案作成・題材の目標・題材設定の理由・情報機器及び教材の効果的な活用法・本時の目標と過程及び評価法
第12回:美術科学習指導案作成と実際の授業検討「素描」
第13回:美術科学習指導案作成と実際の授業検討「絵画」
第14回:美術科学習指導案作成と実際の授業検討「彫刻」
第15回:美術科学習指導案作成と実際の授業検討「鑑賞」
テキスト
必要に応じて配布する。
参考書・参考資料等
文部科学省「高等学校学習指導要領(平成30年3月公示)解説 美術編」、「高等学校の美術教科書」、「指導書」、文部科学省「高等学校学習指導要領(平成30年3月公示)本体」
学生に対する評価
指導計画書(40%)、学習指導案(40%)、発表・討論など授業への取り組み(20%)で評価する。
備  考
美術科の教育内容を意識し調査、研究を行い実践に繋げていただきたい。