シラバス情報

授業科目名
油画実習1
開講年次
2年
開講年度学期
2019年度前期、2019年度後期
単位数
12.00単位
科目ナンバリング
A-SO-211P
担当教員名
小野 環、稲川 豊、橋野 仁史、矢野 哲也
担当形態
複数
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(中学校及び高等学校 美術)
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・絵画(映像メディア表現を含む)
この授業の基礎となる科目
デッサン基礎実習
構成実習
彫刻
総合基礎実習
次に履修が望まれる科目
油画実習2
【授業の目的と到達目標】
実習を通して作品制作の基礎体力をつける。
作品と制作過程について振り返るとともに、自己の特性を探ることに結びつける。
【授業の概要】
人体、静物、風景等身近なものをモチーフとして描き、油彩を中心に様々な描画材料での表現を通じて自分の感覚や体質を探る。
また、下地実習を通して描画材料や基底材についての理解を深める。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 風景オイルスケッチ・・大学周辺、尾道市立美術館周辺
第 2回 風景オイルスケッチ・・サテライトスタジオ 
第 3回 風景オイルスケッチ ・・大久野島、福山動物園、糸崎、岩子島
第 4回 風景オイルスケッチ・・鞆の浦、松永 
第 5回 風景オイルスケッチ・講評
第 6回 下地実習・油絵具会社による材料に関するレクチャー・ポートフォリオ指導
第 7回 人体ドローイング・講評
第 8回 人体油彩1「ヌード」・・ドローイング、構想
第 9回 人体油彩1「ヌード」・・構図、色彩、表現手法についての考察
第10回 人体油彩1「ヌード」・・油彩制作
第11回 人体油彩1「ヌード」・・講評
第12回 人体油彩2「ヌード・コスチューム」・・ドローイング、構想
第13回 人体油彩2「ヌード・コスチューム」・・構図、色彩、表現手法についての考察
第14回 人体油彩2「ヌード・コスチューム」・・油彩制作
第15回 人体油彩2「ヌード・コスチューム」・・講評
第16回 オムニバス実習1 「稲川:制作せずに実践するを考える」・・レクチャー、リサーチ
第17回 オムニバス実習1「稲川:制作せずに実践するを考える」・・グループワーク、実践
第18回 オムニバス実習2「矢野:静物油彩」・・ガイダンス
第19回 オムニバス実習2「矢野:静物油彩」・・制作
第20回 オムニバス実習3「橋野:対象の分析」・・レクチャー
第21回 オムニバス実習3「橋野:対象の分析」・・制作、作品記録、ファイル作成
第22回 オムニバス実習4「小野:制作を成り立たせているものごとの点検と作業」・・レクチャー、グループワーク
第23回 オムニバス実習4「小野:制作を成り立たせているものごとの点検と作業」・・リサーチ、制作
第24回 静物油彩「大型モチーフ」・・ドローイング、構想
第25回 静物油彩「大型モチーフ」・・構図、色彩、表現手法についての考察
第26回 静物油彩「大型モチーフ」・・油彩制作
第27回 静物油彩「大型モチーフ」・・講評
第28回 ポートフォリオ作成・・レクチャー
第29回 ポートフォリオ作成・・グループディスカッション
第30回 ポートフォリオ作成・・まとめ
テキスト・参考書
特に使用しない
授業時間外の学修
随時、実習課題に関連した資料を配布する。
成績評価の方法と基準
「実習への取り組み・意欲」(40%)、「提出作品」(60%)により総合的に評価する。
備  考
課題の目的に沿って研究、制作を行う。課題終了後も造形ついてさらに研究を進める。  
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
創作活動、制作活動を行っている芸術家による実習