シラバス情報

授業科目名
美術解剖学
開講年次
1年
開講年度学期
2019年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
A-SF-112L
担当教員名
今井 良枝
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
【造形表現のための人体解剖学】
 ◆本講義は以下の点を主な目標とする。
  (1)人体の構造がいかに機能的で美しいものであるか、各々の視点で発見する。
  (2)解剖学的知見をそれぞれの制作に応用する力をつける。
   (人体の凹凸をただ表面的になぞるのではなく、内部構造を意識しながら人体を捉えることによって
    より的確で深い表現が出来る。)
【授業の概要】
◆人体を構成する「骨格」や「筋」について学び、解剖学的知見をそれぞれの制作に応用する力をつける。
 人体の構造について、骨標本やスライドなどを用いて解説する。
  ※受講生には作品制作を通して解剖学的知識の応用を体験してもらう。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 なぜ美術解剖学が必要なのか?
第 2回 全身の構成
第 3回 骨学概論
第 4回 頭部の骨
第 5回 脊柱
第 6回 胸郭
第 7回 上肢の骨格
第 8回 下肢の骨格
第 9回 筋学概論
第10回 頭頚部の筋
第11回 体幹の筋
第12回 上肢の筋
第13回 下肢の筋
第14回 制作への応用
第15回 総括

 ※受講生の理解度や関心により一部内容を変更することがある。
テキスト・参考書
プリントを配布。
授業時間外の学修
授業の中で紹介する。参考までに「プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論/運動器系」(監訳:坂井建雄/松村讓兒) など
成績評価の方法と基準
課題、授業への取組み意欲などを総合的に評価する。
備  考
◆美術解剖学の授業は、ただ単に体の構造の知識を得るのではなく、人体の機能や美しさなどに
 感動することに大きな意味があると思っている。驚きや感動、知りたいと思う気持ちを大切に
 しつつ、授業に臨んで欲しい。
※デッサン道具と色鉛筆(12色程度)を持参。
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
創作活動、制作活動を行っている芸術家による授業