教員名 : 吉田 拓
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授業科目名
デザイン史
開講年次
1年
開講年度学期
2019年度前期、2019年度後期
単位数
4.00単位
科目ナンバリング
A-SF-108L
担当教員名
吉田 拓
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(中学校及び高等学校 美術) 施行規則に定める科目区分又は事項等・・・デザイン(映像メディア表現を含む) この授業の基礎となる科目
西洋美術史1、2
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
1.近代デザインの史的展開を把握できる。
2.ヴィジュアル(映画・映像を含む)を通じて、「見ること」から各時代の社会・文化的背景について理解しながらデザインを理解することができる。 3.デザインに関する多様な見方について理解を深め、デザインと社会との関わりについて主体的に考えることができる。 【授業の概要】
この授業では、18世紀以降におけるデザインの歴史を概観する。「デザイン」が担う役割と意味の変遷について、それが生み出される時代の社会・文化に関する考察を通じて、理解を深めることを目的とする。受講者が、いま生きている世界を自らいきいきと捉え直すことができるような、デザインに関する基礎的知識を付けることを目指す。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 「デザイン」とは何か
第 2回 日本の現代デザイン 第 3回 産業革命とデザイン1:官立デザイン学校とロイヤル・アカデミー 第 4回 産業革命とデザイン2:ロンドン万博 第 5回 産業革命とデザイン3:とデザイン改良運動 第 6回 アーツ・アンド・クラフツ運動と世紀末芸術1:ラファエル前派 第 7回 アーツ・アンド・クラフツ運動と世紀末芸術2:ウィリアム・モリス 第 8回 アーツ・アンド・クラフツ運動と世紀末芸術3:アール・ヌーヴォー 第 9回 アーツ・アンド・クラフツ運動と世紀末芸術4:大陸における諸展開 第10回 モダニズムの展開1:ドイツ工作連盟を中心に 第11回 モダニズムの展開2:バウハウス 第12回 モダニズムの展開3:バウハウス 第13回 アール・デコ 第14回 モダニズムの展開4:デ・ステイル 第15回 モダニズムの展開5:ロシア・アヴァンギャルド 第16回 アメリカのデザイン1:フランク・ロイド・ライト 第17回 アメリカのデザイン2:インダストリアル・デザインの展開 第18回 アメリカのデザイン3:「グッド・デザイン」 第19回 アメリカのデザイン4:チャールズ・イームズ 第20回 北欧におけるモダニズム 第21回 北欧のデザイン—アルネ・ヤコブセンを中心に 第22回 英国のデザイン 第23回 イタリアのデザイン 第24回 日本における工芸とデザイン 第25回 近代日本におけるデザインの展開1:明治時代 第26回 近代日本におけるデザインの展開2:大正時代 第27回 近代日本におけるデザインの展開3:民藝運動 第28回 戦後日本におけるデザインの展開 第29回 デザインのこれから 第30回 まとめ テキスト・参考書
「カラー版世界デザイン史」(美術出版社)
授業時間外の学修
「デザイン史を学ぶクリティカルワーズ」(フィルムアート社)
成績評価の方法と基準
授業への参加度、小レポート(20%)、期末レポート(40%)、プレゼンテーション(40%)
備 考
予習・復習のためにも『カラー版世界デザイン史』(美術出版社)を入手しておくことが好ましい。デザインを含め、様々なものを自分の眼で見て考え、言葉にできるように心がけること。
担当教員の実務経験の有無
〇
実務経験の具体的内容
学芸員資格を持ち、博物館で勤務している教員による授業
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